「痴鈍」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
知能が低く理解力が乏しいこと
語源や由来
「痴鈍」の語源は不明。「痴」は愚かさ、「鈍」は鈍さを表す漢字で、両者が組み合わさり「愚かで鈍い」意味となった。中国古典にも同形の語が見られるが、日本語での成立過程は不詳。漢語由来か和製漢語かは断定できない。
「痴鈍」の例文と使い方
教育
彼の痴鈍な態度に教師は手を焼いていた。
相手の能力を否定的に評価する表現なので、本人の前で使うと傷つける可能性がある。教育的配慮が必要な場面では避ける。
医療/心理
知的障害の診断基準の一つに痴鈍と呼ばれる分類があった(歴史的用語)。
現在は差別的とされる用語のため、専門分野でも『知的障害』など適切な表現に置き換える必要がある。
文学作品
「痴鈍なる男は金の切れ目が縁の切れ目と悟れず」と夏目漱石が書き記した。
古典作品や諷刺文脈でのみ許容される表現。現代で使用する場合は強い差別性を認識すべき。
『愚鈍』は先天的な知能を指す傾向が強く、『迂闊』は一時的な注意力不足を表す。『痴鈍』は侮蔑的ニュアンスが特に強いため、公的場面での使用は厳に慎むべき。
各漢字の詳細
- 「痴」
- 「鈍」
中国語発音
「痴鈍」を中国語で発音: