「志向性」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
ある方向や目標を目指す心の傾向や性質
語源や由来
「志向性」の哲学用語としての起源は、中世スコラ哲学の「intentio」に遡る。フランツ・ブレンターノが1874年『経験的立場からの心理学』で再導入し、意識が対象に向けられる性質を指す概念として定着した。現象学のフッサールはこれを深化させ、意識の本質的構造として分析した。
「志向性」の例文と使い方
ビジネス
新入社員の志向性を理解し、適切な配属先を検討する必要がある。
「志向性」は個人のキャリア方向性を示すため、人事評価や配置転換で使用する際は客観的根拠と併せて説明すると良い。
教育
生徒の志向性に沿った進路指導を行うことで、学習意欲が向上した。
教育的文脈では「興味・関心」と混同されやすいが、より長期的な目標指向を含む点を強調して使用する。
心理学
この患者の志向性は他者依存型から自己決定型へ変化している。
専門用語として使う場合は、特定の心理学理論(例:ロジャースの自己理論)との整合性を確認すること。
「指向性」(物理的な方向性)と混同されがちだが、本語はあくまで心理的・意図的な方向性を示す。類語「意欲」よりも体系的・持続的な性質を含む。
各漢字の詳細
中国語発音
「志向性」を中国語で発音: