「蘇芳」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
マメ科の樹木から採れる赤色染料
語源や由来
「蘇芳」の語源は、中国語の「蘇枋」に由来する。蘇枋は、マメ科の植物で、その木から赤色の染料が採れることから、染料として古くから利用されていた。日本語では「蘇芳」と表記され、そのまま植物名や色名として用いられるようになった。
「蘇芳」の例文と使い方
伝統工芸
この着物の赤色は、蘇芳で染められたものです。
蘇芳は天然染料として高級品に使われるため、高級感を強調したい場合に適しています。
美術・絵画
日本画では、蘇芳を基調とした色合いがよく用いられます。
伝統的な日本画の色調を表現する際に有効ですが、退色しやすい性質があるため保存方法に注意が必要です。
歴史解説
平安時代の貴族は、蘇芳染めの衣装を身に着けていました。
歴史的な文脈で使用する場合、当時の染色技術や社会階級との関連性を説明するとより深い理解が得られます。
植物学
蘇芳の木はマメ科に属し、東南アジア原産の植物です。
植物としての特性を説明する際は、学名(Caesalpinia sappan)も併記すると専門性が高まります。
蘇芳は『すおう』と読み、類似の赤色染料である『紅花(べにばな)』とは原料植物も色合いも異なります。化学染料が主流の現代では希少価値が高いため、伝統工芸や歴史的な文脈で使われることが多いです。
文脈別の「蘇芳」の類義語・反対語
技術・IT
「蘇芳」は伝統的な赤色染料としてのイメージが強いため、現代的な文脈で使用する際は適切な説明を加えると理解が深まります。
各漢字の詳細
- 「蘇」
- 「芳」
中国語発音
「蘇芳」を中国語で発音: