「封事」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
天皇や将軍に提出する秘密の文書
語源や由来
「封事」は中国唐代に始まった上奏文書の形式で、内容を秘匿するため封をして提出したことに由来する。機密性を重視したことから「封事」と呼ばれ、後に一般の上奏文も指すようになった。
「封事」の例文と使い方
歴史文書
幕末の志士たちは、将軍への意見を封事として密かに提出した。
現代ではほぼ使用されない歴史用語。学術文書や時代劇でのみ見られる
公文書管理
宮内庁では現在も重要な事項を封事で処理することがあるとされる。
機密性の高い文書を指す場合に限定使用。一般ビジネスでは不適切
時代小説
老中は封事の内容を確認するため、ろうそくの灯りで慎重に封を解いた。
創作作品では効果的だが、現代設定では違和感がある表現
「密奏」「上奏文」と類似するが、封事は特に物理的な封印行為が含意される点が特徴
各漢字の詳細
- 「封」
- 「事」
中国語発音
「封事」を中国語で発音: