「嗔恚」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
怒りや恨み
語源や由来
「嗔恚」の語源は仏教用語に由来する。「嗔」は怒りや憎しみを意味し、「恚」も同様に腹立ちや恨みを表す。サンスクリット語「dveṣa」(ドヴェーシャ)の漢訳で、煩悩の一つとされる。仏教経典を通じて中国に伝わり、日本へ輸入された。
「嗔恚」の例文と使い方
仏教用語
「嗔恚」は仏教の三毒(貪・瞋・癡)の一つで、修行の妨げになるとされる。
仏教や精神修養の文脈で使われることが多い。一般的な会話では「怒り」や「恨み」と言い換えると分かりやすい。
文学作品
主人公の嗔恚が物語の転換点となり、復讐劇へと発展していった。
文学的な表現として有効だが、日常会話では堅苦しく感じられる可能性がある。
心理カウンセリング
クライアントの嗔恚の感情に向き合い、根本原因を探ることが重要だ。
専門用語として使えるが、クライアントによっては「強い怒り」などと平易に説明する配慮が必要。
「憤怒」よりも持続的で内面化された怒りを指す傾向がある。仏教由来の概念であるため、宗教的文脈では原義を尊重した使用が望ましい。
各漢字の詳細
- 「嗔」
- 「恚」
中国語発音
「嗔恚」を中国語で発音:
英語での意味: indignation