...まゆみがおっとりとして口数も少なく万事控えめなのに反して...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...その控えめではあるが不自由のない収入を...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...そのかわり彼はそのみいりを控えめに生活費につぎこんだ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...ハレマイヤ 控えめに行こう...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...スタンガスンは無口の控えめな男でしたが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...湯を控えめにしていても...
徳田秋声 「縮図」
...君は人生の目標を限定したって……その控えめな道を精一杯追求してくれ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...レスブリッジを見つめる目には恥じらいと控えめが半ばしているが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...たぶんもう少し後で……」思わせぶりに止めたので、メアリが明るく笑い、顔を赤らめ、嬉し涙で、控えめに訊いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...そのとおりにお話しあそばすことはおできにならないのでございましょう」控えめにせず物なれたふうに言い続けることに反感は起こりながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こほと控えめな咳をしていられた...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...むしろ控えめな親しみの情さえ感じられたが...
山本周五郎 「青べか物語」
...それを表にあらわさず控えめに慎ましく生きるのが女のたしなみだ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...控えめにつつましくという戒しめも...
山本周五郎 「菊屋敷」
...庄吉の控えめなおとなしさ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...登世はかれらに対しても、控えめで、なるべく世話をかけないように、と努めるふうであったし、花世はわがままいっぱいで、殆んど暴君のように、絶えずかれらを、奔命に疲れさせて来た...
山本周五郎 「山彦乙女」
...慎ましく控えめに...
山本周五郎 「夕靄の中」
...できるだけ控えめにしながら...
山本周五郎 「雪の上の霜」
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