「悖徳」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
道徳に背くこと
語源や由来
「悖徳」の語源は中国古典に由来する。「悖」は「もとる、さからう」、「徳」は「道徳」を意味し、『荀子』や『礼記』などで道徳に背く行為を指す語として使用された。日本では漢籍を通じて輸入され、道徳規範に反する概念として定着した。
「悖徳」の例文と使い方
倫理学
功利主義の立場から見ると、個人の犠牲は時として「悖徳」ではなく公益に繋がると主張される。
学術的な文脈では、特定の倫理体系との対比で使用すると効果的
法廷弁論
被告の行為は明らかな「悖徳行為」であり、民事上の不法行為責任が問われるべきだ。
法律用語の『背信行為』と混同しないよう、道徳的側面を強調する表現が必要
教育現場
いじめを『ただの悪ふざけ』で済ませるのは、教育者として悖徳的な態度と言わざるを得ない。
生徒への指導時には『反社会的』など具体的な表現を併用すると理解されやすい
文学批評
太宰治の『人間失格』には、社会的規範との衝突によって引き起こされる悖徳的美学が描かれている。
芸術的価値との両立性を論じる際に有効だが、安易なロマン化に注意
「非道徳」より強い意志的悪意を含み、宗教用語の『背徳』(原罪の概念)とはニュアンスが異なる
文脈別の「悖徳」の類義語・反対語
日常会話・個人の決断
「悖徳」はやや硬い言葉なので、文脈に応じて「不道徳」「非倫理」などの平易な表現を使うことも検討しましょう。
各漢字の詳細
中国語発音
「悖徳」を中国語で発音: