「定省」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
親の安否を気遣って訪ねること
語源や由来
「定省」は古代中国の礼法に由来する語で、『礼記』に記載される「晨昏定省」が元。子女が父母に朝夕の挨拶と安否を確認する習慣を指す。日本では平安時代の貴族社会で取り入れられ、『源氏物語』にも用例が見られる。語構成は「定(安否を確かめる)+省(見舞う)」の意。
「定省」の例文と使い方
家族関係
正月に実家へ帰り、両親に定省する。
伝統的な家庭で使われる格式ばった表現。若い世代には説明が必要な場合も
手紙文
暑中見舞いに「酷暑の折、ご定省申し上げます」と添えた。
改まった文章向け。日常会話では「ご機嫌伺い」などが無難
歴史小説
殿が奥方の定省に御廊下を渡られる。
時代考証が必要。現代語訳なら「見舞い」に言い換えると読みやすい
「定省」は『論語』由来の古語。類語「帰省」は物理的な訪問に重点があり、本語は精神的な孝養を含意する点で異なる
各漢字の詳細
中国語発音
「定省」を中国語で発音: