「奥書」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
本や文書の最後に付ける署名や記述
語源や由来
「奥書」の語源は、平安時代に書物の末尾に記された識語(しきご)に由来する。当時、巻物の最後(奥)に筆写者や成立事情を記したことから「奥書」と呼ばれた。鎌倉時代以降、冊子本が普及しても末尾に情報を記す習慣が残り、現在まで用いられている。
「奥書」の例文と使い方
出版・文書作成
この古書の奥書には、著者の直筆の署名と日付が記されていた。
歴史的な文書や貴重な書籍を扱う際に使用すると効果的。現代の一般的な文書ではあまり使わない。
学術研究
写本の奥書を分析することで、当時の流通経路が推定できる。
文献学や歴史研究で専門用語として使われる。一般向けの文章では説明を加える必要がある。
法律文書
契約書の奥書に証人の署名を求める場合がある。
正式な文書において伝統的な形式を強調したい場合に使用。現代では「末尾の署名欄」などと言い換えることが多い。
「後書き」や「跋文」と似ているが、特に署名や日付など実用的な情報に焦点がある点が特徴。現代では専門分野以外ではあまり使われない古風な表現。
文脈別の「奥書」の類義語・反対語
学術・研究
法律・契約
「奥書」は文書や作品の最後に付ける署名や記述を指しますが、文脈によって適切な表現を選びましょう。特に学術や法律文書ではより正式な表現が好まれます。
各漢字の詳細
中国語発音
「奥書」を中国語で発音: