「不争之徳」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
利益を争わない美徳
語源や由来
「不争之徳」は老子の『道徳経』に由来する言葉で、第68章に「善く戦う者は怒らず、善く勝つ者は争わず」とある。争わずして勝つことを理想とする老子の思想に基づく。
「不争之徳」の例文と使い方
ビジネス
彼は昇進争いで常に不争の徳を貫き、チームの和を保った。
競争が激しい場面で使用すると、謙虚さや協調性を強調できる。ただし、過度に使うと消極的と誤解される可能性があるため、バランスが重要。
日常会話
「子供のおもちゃの取り合いで怒らないの?」「不争の徳で譲るのが一番よ」
身近な争いを穏便に解決する姿勢を示す際に有効。ただし、相手によっては「無関心」と取られる場合もあるので、表情や声のトーンに気を配る。
自己啓発
不争の徳を学ぶことで、無駄なストレスから解放された。
精神的な成熟度を表現するのに適している。具体的なエピソードを添えると説得力が増す。
ニュース解説
政治家の不争の徳が、対立法案の早期可決につながったと評されている。
社会的な争いごとの解決策として引用する場合、客観的事実とセットで使うと信頼性が高まる。
「無争」や「無為」と似るが、『老子』由来の「積極的に争わない選択」という能動的ニュアンスが特徴。現代ではやや格式高い表現なので、使用場面を選ぶこと。
文脈別の「不争之徳」の類義語・反対語
ビジネス・経済・戦略
日常会話・個人の決断
政治・外交・社会
「不争之徳」は、争わないことを美徳とする考え方を表しますが、状況によっては消極的と捉えられる場合もあるため、文脈に応じて適切に使い分けましょう。
各漢字の詳細
- 「不」
- 「争」
- 「之」
- 部首:丶 てん
- 「之」の読み方
- 「之」の書き方・書き順
- 「徳」
中国語発音
「不争之徳」を中国語で発音: