...一層ひしひしと食い入るだけです...
芥川龍之介 「藪の中」
...食い入るように見つめているもののようである...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...これは芸術と科学の愛がいかに人の心の奥底に深く食い入る性質のものであるかを示すかもしれない...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...食い入るようにながめつめ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...之によって模写は初めて客観的な実在そのものに食い入る積極的能動性を有てるわけだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...人の心に食い入るような油がありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...食い入るように見つめてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして万人の胸に食い入るものがあるとも言えるのだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...彼が食い入るような眼つきで一台一台見送っていたそれらの客車と共に...
堀辰雄 「菜穂子」
...漏れた噂や醜聞はどれも首都テネドスの人々が食い入るように聞いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...食い入るようにみつめながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...食い入るように注がれるのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...食い入るような目で...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...されど鏃(やじり)や石弩のつぶてが表面には僅かな傷を与えしのみにて肉深く食い入るときは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ我々に食い入るだけで満足し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地へ食い入るような嗚咽(おえつ)をしていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――私には物に食い入るかなりに鋭い眼がある...
和辻哲郎 「生きること作ること」
...私はただ血肉に食い入る体験をさしているのです...
和辻哲郎 「すべての芽を培え」
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