...「色刷木版画」は、版木に色を塗って一枚ずつ刷ることで絵画を作ります...
...墨版とは、版木に墨を付けて紙に印刷する技法である...
...書物の多くは一頁大の版木から印刷される...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「八犬傳」ではそれに版木が一枚加はつたことで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...林子平が「海國兵談」の版木を生命より大事に抱へ歩いた必然さを聯關して考へることが出來なかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...捺印の版木と墨は家にあった...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...その版木を校合するため富永が傭はれて居つて...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...坊さんを頼んで「出定後語」の版木を燒棄て...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...版木屋の新吉を振り捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...版木屋か、彫物師(ほりものし)でも無ければ使はない道具だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文机のうえから版木をとりあげて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...聞くでもなく聞かぬでもないような様子で版木をひねくりまわしていたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...順々にまわって版木を借り集める...
久生十蘭 「新西遊記」
...ソレから版木師も製本仕立師も次第々々に手に附けて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...版木のうち一枚だけ版権者の所にもって来ておいて...
柳田国男 「故郷七十年」
...それでなければ古版木(ふるはんぎ)の改版や...
山本周五郎 「へちまの木」
...これを版木にかけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...版木(いた)になりましたら又御覧なすッて』と...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...版木(はんぎ)を焼き捨ててしまうべきものだ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...桜の版木に直接ノリ貼りされた画稿の上から...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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