...そうするといつの間にか人煙を恋いつつある私自身を見出さずに措かれないことに気がつくのである...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...いかなる力によつてかく分離して措定せられるといふことが生ずるかは...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
......
仁科芳雄 「ユネスコと科學」
...措辞(そじ)もすこぶる意外なものが多く...
久生十蘭 「手紙」
...それを措(お)いて...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...これが始めに徒歩旅行を見た時に余が驚嘆して措(お)かなかった所以である...
正岡子規 「徒歩旅行を読む」
...愛と平和の融合を措いてこの世の楽園は考えられないと思います...
宮本百合子 「愛と平和を理想とする人間生活」
...自分を措(お)いてほかにはない...
山本周五郎 「おばな沢」
...筆を措(お)いて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...如何なる勢力をも眼中に措(お)かない英傑児の名を...
夢野久作 「近世快人伝」
...「はてなあ……?」しばらく間を措(お)き――「姓名は」「木下藤吉郎と申しました」「ふ...
吉川英治 「新書太閤記」
...(自分をさし措(お)かれて――)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...武松は日を措(お)いて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...は」時を措(お)いては...
吉川英治 「新・水滸伝」
...短篇は措(お)いて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...軍事を措いて大坂へ帰った...
吉川英治 「日本名婦伝」
...きょうという折を措(お)いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この精神に導かれることを措(お)いてほかにないであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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