...まず何を措いても民衆に対する政治教育を盛んにすることである...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...村には殆ど身を措(お)く事が出来ぬ程に為(な)つた事のある男で...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...かへつて私がこれをこのやうに考へると措定すれば...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...先ず何を措いても国利民福のことを考えるべきではないか……...
豊島与志雄 「擬体」
...」此(かく)の如く歌麿の錦絵に現れたる光沢なき弱き色調はゴンクウルの賞讃措(お)く能はざる所にして彼は篇中到(いた)る処(ところ)語を変へ辞を重ねてその説明に倦(う)まざりき...
永井荷風 「江戸芸術論」
...之を以て現代人の用語と先生の措辭とは往々相同じからざるものあり...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...これを措(お)いてはありますまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...「俺(お)れ小忌々敷(こえめえましい)から打(ぶ)つ飛(と)ばしてやつたに」卯平(うへい)は暫(しばら)く措(お)いて又(また)少(すこ)し聲(こゑ)に力(ちから)を入(い)れていつた...
長塚節 「土」
...山靈を畫きて神を得るもの古往今來蓋し眞澂を措きて他に有りとも覺へない...
藤原咲平 「山岳美觀」
...ところで女子の境遇の幸福な変化がその洗練された優雅な挙措に負うものであることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...當然我家を相續すべき長兄を差措いて...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...おしまを措いてほかにはない...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...ここはなにを措(お)いても...
山本周五郎 「新潮記」
...なにを措いても紀州家の荷駄をつきとめなければならない...
山本周五郎 「風流太平記」
...それと聞き措(お)く...
吉川英治 「私本太平記」
...彼に手を振らして天下を歩かせて措(お)く筈はない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...摩利支天(まりしてん)に必勝の祈願を修法しているほどに心措きなく怨敵に立ち向え」と励ました...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...(*36) 周囲の円形公園や前述の問題を措くと...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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