...「一味徒黨の面々」は渡邊君の筆...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...硯友社の幹部の面々が町奴(まちやっこ)の伊達姿(だてすがた)で舞台に列んで自作の「つらね」を掛合(かけあい)に渡すという趣向であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...面々に結構尤も甚し...
太宰治 「右大臣実朝」
...いい年配の面々が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...吾々の危難を知つて救助にやつて来た義勇軍の面々さ...
牧野信一 「南風譜」
...反対派の面々にまんまと背負(せお)い投げを食わされたかたちとなった自己の忿懣(ふんまん)よりは...
吉川英治 「黒田如水」
...いわゆる重職や幕府序列の面々ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...一族の面々は、かえって首をたれてしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...なお後から続く小姓組の面々や諸将の出揃うのを待ち合わせていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...乗り入れた面々は...
吉川英治 「新書太閤記」
...一時は“すわ大事”と危局の感に迫られた面々も...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこで呉用は、他の面々へも、言いふくめた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後からひた押しに登って来た片岡、間(はざま)、矢頭、勝田、武林、早水(はやみ)、などの面々が、ばらばらと邸内へ跳び降りるのをながめながら、さすがに、その芸は体に難かしいらしく、『源吾、源吾、ここへちょっと肩を』と、冠木門(かぶきもん)の屋根に四つ這いになっていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...細川家へ預けられた面々は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...十七士の面々は、最後の食事をすまし、越中守からの贈り物、白の小袖に浅黄無垢(あさぎむく)の裃(かみしも)をつけ、足袋、帯なども引き寄せて、静かに死への支度をしている気配...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...原士(はらし)の者や若侍の面々...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...やむなく道を迂回(まわ)って会いに来た」この面々は...
吉川英治 「源頼朝」
...キャンプの面々を完全に満足させた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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