...高く隔たりたる處に散布せるによりて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...東西文明の隔たりは益々甚だしく...
大隈重信 「日本の文明」
...杉田は遂に山外に隔たりぬ...
大町桂月 「杉田の一夜」
...時間的にも可なりの隔たりを想像されるのであって...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...実は到底踰(こ)えることの出来ない隔たりがある...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...私たちの間には急に隔たりが出来たんです...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...存在と実存在との隔たりの隙虚(すきま)に画布ならびにエクランはしずかにすべり入るとも考えられる...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...この一枚の隔たりがとうとう彼には見破られないで亡くなったのだ...
中里介山 「生前身後の事」
...だいぶ隔たりのありそうな大年増...
中里介山 「大菩薩峠」
...何の隔たりもなくこう話しかけます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世に謂(い)う継(まま)しい仲でありながら何の隔たりもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すぐ下の弟の良吉とは、一時隣国の山間の小学校でいっしょに教鞭(きょうべん)を執ったことがあったので、多少打融けた話もしていたのだったが、それさえ年を経るとともに、隔たりが増して、この冬の休暇には親身な話はただ一度もしないで過した...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...自転車までの短かい隔たりを走り尽して...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...遥(はる)かに行き隔たりける処に...
南方熊楠 「十二支考」
...互(かた)みの顔ようように隔たりつつ...
宮崎湖処子 「空屋」
...襖一重の隔たりだのに...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...近年はもう夫婦の間も隔たりがちに暮らしていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たいへんな隔たりがある...
吉川英治 「新書太閤記」
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