...高く隔たりたる處に散布せるによりて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...人の夫とわが夫との相違は数をもっていえない隔たりである...
伊藤左千夫 「春の潮」
...お前達の知識とはまだずつと隔たりのある事なんだからね...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...一丁あまりも隔たりたる梅林の間に...
井上円了 「おばけの正体」
...花田の死体から二間ほど隔たり...
梅崎春生 「日の果て」
...平均五吋(インチ)ほどの隔たりが出来てしまった...
大阪圭吉 「死の快走船」
...実は到底踰(こ)えることの出来ない隔たりがある...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...以前と同じ隔たりをおいて突っ立った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...遊行上人の泊っていた一間とは襖(ふすま)一重の隔たりでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしに似ているとは言えないほどの隔たりがあるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...世に謂(い)う継(まま)しい仲でありながら何の隔たりもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二間置き位の隔たりにて練らせ給ふ御有樣...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...両者は、隔たり、近接、上に、下に、前に、後に、等、無数の比較の源泉である...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...六町も隔たりたる炊事場に行きて飯を請ふ...
正岡子規 「従軍紀事」
...互(かた)みの顔ようように隔たりつつ...
宮崎湖処子 「空屋」
...ずっと以前から性格の相違が原因になったわずかな感情の隔たりはあったし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近年はもう夫婦の間も隔たりがちに暮らしていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...動物仲間には人間同士の間におけるほどの隔たりがないと言っているが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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