...だんだん遠く隔たり始めた...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...同時に病者と等しく苦痛を感ずることの出來ぬ個體と個體との隔たりに就いて一種の果敢さと寂しさとを感ずる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...世界の強大なる国の地位に大いなる隔たりが有り...
大隈重信 「平和事業の将来」
...二三里隔たりたる澁川あたりより望むことを得べし...
大町桂月 「冬の榛名山」
...隔たり過ぎてもいなかったであろうか...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...文化の面においてもさしたる隔たりがなくなった...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...考え方によほどな隔たりがある...
寺田寅彦 「映画芸術」
...以前と同じ隔たりをおいて突っ立った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...遠い隔たりがある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...という先進国の形態にはなお大きな隔たりがあった...
中井正一 「調査機関」
...だいぶ隔たりのありそうな大年増...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしに似ているとは言えないほどの隔たりがあるのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...六町も隔たりたる炊事場に行きて飯を請ふ...
正岡子規 「従軍紀事」
...遥(はる)かに行き隔たりける処に...
南方熊楠 「十二支考」
...宇治時代と今とはあまりにも年月が隔たり過ぎ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...我々の振舞いと彼らの振舞いとの間には実に非常な隔たりがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...門と母屋の隔たりがあるので...
吉川英治 「江戸三国志」
...英雄自身の主観とにはおのずから隔たりもあり...
吉川英治 「三国志」
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