...――あわわ、しまった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ところがあるとき、こうの鳥が、空を鳴いて飛んで行くのをご覧(らん)になって、お生まれになってからはじめて、「あわわ、あわわ」とおおせになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...それとも、遅く着く人が、持っているかも知れねえ」「吉良(きら)れ上野、首無しの段、あわわわわ、話をして、うだっちまった...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...子供があわわをするように...
中里介山 「大菩薩峠」
...あわわをするように口を抑(おさ)えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...牛があくびをあわわとやつた...
新美南吉 「月の角笛」
...お松 (口を掌で叩き)あわわわ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...伊兵衛 (弥八の脚をとって引く)弥八 あわわ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...母の乳房にすがりし頃は手打々々(てうちてうち)あわわの可愛げに...
樋口一葉 「にごりえ」
...意馬心猿(いばしんえん)追えども去らず、あわわわわわ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
便利!手書き漢字入力検索