例文・使い方一覧でみる「転々」の意味


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...それ故私の趣味は常に変遷転々(へんせんてんてん)として極まるを知らず...   それ故私の趣味は常に変遷転々として極まるを知らずの読み方
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」

...人気が去ってからは他の仕事に転々して...   人気が去ってからは他の仕事に転々しての読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...その工場をおっぽり出されてからは町工場を転々として...   その工場をおっぽり出されてからは町工場を転々としての読み方
高見順 「いやな感じ」

...大隅君は転々と職を変えた...   大隅君は転々と職を変えたの読み方
太宰治 「佳日」

...さちよは転々して疲れていった...   さちよは転々して疲れていったの読み方
太宰治 「火の鳥」

...性質(たち)の悪い金を借り始めたのが転々して祟(たた)っているんだと云う事を聞いた...   性質の悪い金を借り始めたのが転々して祟っているんだと云う事を聞いたの読み方
夏目漱石 「それから」

...蒸暑い夜を転々として考え悩んでいた...   蒸暑い夜を転々として考え悩んでいたの読み方
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」

...定めとてもない漂泊の旅に転々として憂世をかこち勝ちな御面師が...   定めとてもない漂泊の旅に転々として憂世をかこち勝ちな御面師がの読み方
牧野信一 「鬼涙村」

...これ迄(まで)転々と職業を変えて...   これ迄転々と職業を変えての読み方
松本泰 「秘められたる挿話」

...果して作者は葉子の苦痛に満ちた激情的転々の根源を突いて...   果して作者は葉子の苦痛に満ちた激情的転々の根源を突いての読み方
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」

...われわれの間に「自己批判」や「反省」が起きて転々々々向しなければならなくなり...   われわれの間に「自己批判」や「反省」が起きて転々々々向しなければならなくなりの読み方
三好十郎 「恐怖の季節」

...工藝と人物雲石二州の窯を転々として歴訪した私は...   工藝と人物雲石二州の窯を転々として歴訪した私はの読み方
柳宗悦 「雲石紀行」

...ソバカスの薬の通信販売などの職を転々とした...   ソバカスの薬の通信販売などの職を転々としたの読み方
山之口貘 「自伝」

...駒込中里の先輩の家と不義理を重ねて転々としているうちに大正十二年九月一日の大地震なのであった...   駒込中里の先輩の家と不義理を重ねて転々としているうちに大正十二年九月一日の大地震なのであったの読み方
山之口貘 「私の青年時代」

...転々と騒乱のうちにもてあそばれ...   転々と騒乱のうちにもてあそばれの読み方
吉川英治 「三国志」

...まだ書きかけであった鳴門水陣の一帖は、その後、かれが剣山で落し、甲賀世阿弥の血汐とぎらん草の汁に染まって、転々、今では周馬のふところの裡(うち)にある...   まだ書きかけであった鳴門水陣の一帖は、その後、かれが剣山で落し、甲賀世阿弥の血汐とぎらん草の汁に染まって、転々、今では周馬のふところの裡にあるの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...江戸に来てから、転々、住居も定(きま)らないでいる頃、お次が使いの帰途、武家の次男坊の群に捕まって、困りぬいていたところを、又四郎が上手に裁いてやった事などがある...   江戸に来てから、転々、住居も定らないでいる頃、お次が使いの帰途、武家の次男坊の群に捕まって、困りぬいていたところを、又四郎が上手に裁いてやった事などがあるの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...九条村では信者の親戚や知己の家を転々して隠れていたが...   九条村では信者の親戚や知己の家を転々して隠れていたがの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「転々」の読みかた

「転々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「転々」

「転々」の英語の意味


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