...生みの母親と一緒に転々した...
太宰治 「火の鳥」
...転々、アヤマラザレバ、コノナニヲ作ルベキ...
田中英光 「野狐」
...転々として行先の変る校長より...
直木三十五 「死までを語る」
...その書は転々として知らぬ人の手より...
永井荷風 「枯葉の記」
...所々を転々させられている...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの人との子供の骨を転々持って歩いていたが...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...転々と他人の部屋に割込んで暮していた...
原民喜 「火の唇」
...北京(ペキン)という工合に転々としていたのです...
久生十蘭 「金狼」
...まもなく退学してその後神戸の三宮辺りの酒場を転々としていたが...
久生十蘭 「魔都」
...六号病室にもう数年の間病室を転々と移つて来たY氏がゐる...
北條民雄 「続癩院記録」
...これが動機となつて意固地な運命は何処まで暗い行手を拡げることだらう……転々(ごろ/\)と...
牧野信一 「明るく・暗く」
...高見順の「起承転々」「見たざま」村山知義の「獣神」...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...駒込中里の先輩の家と不義理を重ねて転々としているうちに大正十二年九月一日の大地震なのであった...
山之口貘 「私の青年時代」
...転々と身もだえた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...身は転々と転落して...
吉川英治 「江戸三国志」
...二人は縛(いまし)められている松の根元を転々としながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人手から人手へ転々として...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...まだ書きかけであった鳴門水陣の一帖は、その後、かれが剣山で落し、甲賀世阿弥の血汐とぎらん草の汁に染まって、転々、今では周馬のふところの裡(うち)にある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
