例文・使い方一覧でみる「跼蹐」の意味


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...決して単なる江戸趣味の小天地に跼蹐(きょくせき)しているものではない...   決して単なる江戸趣味の小天地に跼蹐しているものではないの読み方
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」

...硯友社という小さい天地にばかり跼蹐(きょくせき)しないで...   硯友社という小さい天地にばかり跼蹐しないでの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...感情の跼蹐(きょくせき)があった...   感情の跼蹐があったの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...何の跼蹐ぞ! あるものはただ自由な天と地であり胸を張って大地に立つ蒼穹(あおぞら)への呼吸であり...   何の跼蹐ぞ! あるものはただ自由な天と地であり胸を張って大地に立つ蒼穹への呼吸でありの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...跼蹐(きょくせき)していた天地のほかに...   跼蹐していた天地のほかにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その様式化された技術の束縛の範囲内だけに跼蹐してゐることは忍べなかつた...   その様式化された技術の束縛の範囲内だけに跼蹐してゐることは忍べなかつたの読み方
野上豊一郎 「演出」

...京都の小天地にのみ跼蹐して滿足し得た時代は既に過ぎ去つたのである...   京都の小天地にのみ跼蹐して滿足し得た時代は既に過ぎ去つたのであるの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...更に跼蹐して二三の號舍を仔細に窺へば...   更に跼蹐して二三の號舍を仔細に窺へばの読み方
原勝郎 「貢院の春」

...内外の末流に跼蹐(きょくせき)して...   内外の末流に跼蹐しての読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...土龍(もぐら)のように跼蹐(きょくせき)している...   土龍のように跼蹐しているの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あるいはこの不自由なる小天地に長く跼蹐(きょくせき)せる反響として...   あるいはこの不自由なる小天地に長く跼蹐せる反響としての読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...宗藩の祖である政宗(まさむね)公がまだ跼蹐(きょくせき)した頃...   宗藩の祖である政宗公がまだ跼蹐した頃の読み方
本庄陸男 「石狩川」

...隔地の景色に無二の新意匠あるを忘れて目前の小天地に跼蹐(きょくせき)するの弊害あり...   隔地の景色に無二の新意匠あるを忘れて目前の小天地に跼蹐するの弊害ありの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...何となく跼蹐んでゐる自分の膝頭をゆつくり抓つて見た……...   何となく跼蹐んでゐる自分の膝頭をゆつくり抓つて見た……の読み方
室生犀星 「渚」

...そんな処に跼蹐(かが)んでいらっしったら...   そんな処に跼蹐んでいらっしったらの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...そうでなければ我から小さな見聞に跼蹐(きょくせき)するものとの...   そうでなければ我から小さな見聞に跼蹐するものとのの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...また必ずしも仏法の軌範の内に跼蹐(きょくせき)していなかった...   また必ずしも仏法の軌範の内に跼蹐していなかったの読み方
柳田国男 「山の人生」

...跼蹐(かがま)りこんでおったわしたちに...   跼蹐りこんでおったわしたちにの読み方
吉川英治 「親鸞」

「跼蹐」の読みかた

「跼蹐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「跼蹐」

「跼蹐」の英語の意味


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