...肌理の整った美肌を手に入れるため、スキンケアに力を入れている...
...厚手のカーテンを使うことで、窓辺の肌理を弱めることができる...
...地元の木材工場では、肌理を生かした木製品の製造に力を入れている...
...洋服の肌理が崩れないように、洗濯の際に注意が必要である...
...ファッションの世界では、肌理のある素材が重宝されている...
...より白くより肌理が細かくなる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...男には惜しい程肌理(きめ)が濃(こまか)く...
石川啄木 「鳥影」
...白妙(しろたへ)の肌理(きめ)こまやかの肉置(しゝおき)の肩を抱(し)めむと喘(あへ)ぎゆく...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...佐竹の顔は肌理(きめ)も毛穴も全然ないてかてかに磨きあげられた乳白色の能面の感じであった...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...肌理(きめ)の粗い黒く醜く肥えた仙吉の顔の筋肉は...
谷崎潤一郎 「少年」
...剥(は)げかかったお白粉が肌理(きめ)の粗(あら)いたるんだ頬の皮へ滲(し)み着いて居るのを...
谷崎潤一郎 「秘密」
...肌理(きめ)ノ一ツ/\ガハッキリト分離サレテ印(しる)サレルヨウニ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...肌理(きめ)の細かい...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...全巻を通じて流れている美しい時間的律動とその調節の上に現われたこの監督の鋭敏な肌理(きめ)の細かい感覚である...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
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峠三吉 「原爆詩集」
...妻は決して美貌とはいえないが、その肌は白く、肌理も細かい...
外村繁 「澪標」
...そうして肌理(きめ)が非常に細かであった...
夏目漱石 「三四郎」
...肌理(きめ)が細かではなはだ美しい...
夏目漱石 「三四郎」
...その少し硬いが肌理(きめ)のこまかい空気は僕の顔の上に滑り込んでくる...
原民喜 「魔のひととき」
...頬の肌理(きめ)をよくするための石鹸が五つ六つ――それだけで一切合切だった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あなたもそういう気持の肌理(きめ)でいらっしゃるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こまやかなその肌理(きめ)を少しずつ少しずつ裂かせはじめました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...木蓮の肌理(きめ)の細かな感触にも似ている...
吉川英治 「親鸞」
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