...それでせっかくの苦心のこの案も慎重居士の緒方副総理の容れるところとならず...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...緒方(をがた)に追はれ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...「之を緒方博士所藏の蘭本原文と比するに文章は勿論同じだが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...緒方洪庵は文久二年に西洋醫學所頭取となつた晩年わづかを除けば...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...緒方久平氏が知っていながら...
豊島与志雄 「道化役」
...兄の処に居て先生を捜(さが)したら緒方(おがた)と云う先生のある事を聞出(ききだ)した...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ソレと同時にその歳の二月頃であったが、緒方の塾の同窓、私の先輩で、予(かね)て世話になって居た加州の岸直輔(きしなおすけ)と云う人が、腸(ちょう)窒扶斯(チブス)に罹って中々の難症...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その足で緒方(おがた)へ行て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...緒方の書生に解剖して貰えば無疵(むきず)に熊胆(くまのい)が取れると云うことを知て居るものだから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...中には火消(ひけし)の黒人(くろうと)と緒方の書生だけで大(おおい)に働いた事があると云(い)うような訳(わ)けで...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...緒方洪庵先生は黒田家に出入(しゅつにゅう)して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...緒方の塾に一緒に居た親友だ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その前後に緒方の隠居は江戸に居る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...是(こ)れは故緒方洪庵先生の夫人で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大阪の緒方(おがた)先生の塾に修業中も...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それを今は故人となった緒方正資(まさすけ)君が...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...わが邦の緒方の三郎(『平家物語』)...
南方熊楠 「十二支考」
...緒方の家が御用を承わることに極(き)まっていた...
森鴎外 「カズイスチカ」
便利!手書き漢字入力検索