...原稿本を書き上げたら、編集者に提出しましょう...
...出版社からの校正が終わった原稿本を手元に戻し、改めてチェックすることも大事です...
...先生が授業で使用する原稿本をコピーしたい場合は、事前に許可が必要です...
...新聞社では、記者が取材した内容を元に原稿本を作成し、それを編集部で整理して記事を作成します...
...原稿本をワープロで入力する場合は、文字数を厳密にカウントすることが大事です...
...然して、稿本成りて、名を言海とつけられしは、佐藤誠實君の考選にいでたり...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...稿本も、はじめは、初稿のまゝにて、たゞちに活字に付せむの心にて、本文のはじめなる數頁は、實にそのごとくしたりしが、數年前の舊稿、今にいたりて仔細に見もてゆけば、あかぬ所のみ多く出できて、かさねて稿本を訂正する事とし、訂塗抹すれば、二氏淨書してたゞちに活字に付し、活字は、初より二回の正とさだめたれば、一版面、三人して、六回の正とはなりぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...強ひて稿本に向かへば...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...云フハレ爾カ天保六年乙未秋園菊開日江戸京山人百樹并書此書の稿本図は別冊とし...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...余牧之老人が此書の稿本(かうほん)に就(つき)て増修(ぞうしう)の説(せつ)を添(そへ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...梓(あづさ)を俟(また)ざるの稿本(かうほん)なり...
京山人百樹 「北越雪譜」
...翁は一冊の稿本を取り出して来て示される...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「伴大納言繪詞」と「八犬傳稿本」と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...つまり三谷氏「詳傳」が昌造に同題の稿本があつたといふならば別であるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...御草稿本には此があつて...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...近日詩集を出して見ようと思いまして――稿本(こうほん)を幸い持って参りましたから御批評を願いましょう」と懐から紫の袱紗包(ふくさづつみ)を出して...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...晩年磐梨(いわなし)郡某社の巫女(みこ)のもとに入夫(にゅうふ)の如く入りこみて男子二人を挙げしが後長子(ちょうし)は窃盗(せっとう)罪にて捕へられ次子もまた不肖の者にて元義の稿本抔(こうほんなど)は散佚(さんいつ)して尋ぬべからずといふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...其稿本は井上頼国の旧蔵であつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...稿本の中に上人が当村寺の本尊五智如来を刻んだということが書いてあったのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...私は約束を守って稿本を返しに農家を訪ねました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...一切の稿本を整理しました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...したやくの者たちの書きあげてくる稿本に眼をとおすだけが仕事になり...
山本周五郎 「日本婦道記」
...机の上にひろげてある稿本の文字に眼をやった...
山本周五郎 「日本婦道記」
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