...その疵瑕(しか)は遂に疵瑕たることを免るべからず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...己れの疵瑕(しか)を感ずるに余りに鋭敏な作者は...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...道徳に関する方面の行為も疵瑕(しか)交出するということは免(まぬ)かれない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...疵瑕(きず)と言ッては唯(ただ)大酒飲みで...
二葉亭四迷 「浮雲」
...二洲が此(かく)の如き小疵瑕(せうしか)の故を以て山陽を逐つたのでないことは言を須(ま)たない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...古書日益疵瑕也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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