例文・使い方一覧でみる「漫々」の意味


スポンサーリンク

...漫々として波の静(しずか)な蒼海(そうかい)に...   漫々として波の静な蒼海にの読み方
泉鏡花 「絵本の春」

...こゝは漫々たる蒼波...   こゝは漫々たる蒼波の読み方
大町桂月 「月の東京灣」

...麓(ふもと)には水漫々の月湖ひろがり...   麓には水漫々の月湖ひろがりの読み方
太宰治 「竹青」

...相変らず肌寒い水を漫々(まんまん)と湛(たた)えて...   相変らず肌寒い水を漫々と湛えての読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...家の前の大地はまるで小川か沼のように漫々と水を湛(たた)えてしまった...   家の前の大地はまるで小川か沼のように漫々と水を湛えてしまったの読み方
橘外男 「令嬢エミーラの日記」

... 95進む行方に漫々の潮は分る右左...    95進む行方に漫々の潮は分る右左の読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...庭中に漫々とたたえた水のなかの岩組みに水晶簾(すだれ)の滝がかかっていて...   庭中に漫々とたたえた水のなかの岩組みに水晶簾の滝がかかっていての読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...これだけの城を前にしてはもっと漫々たる水が欲しいなあ...   これだけの城を前にしてはもっと漫々たる水が欲しいなあの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その行燈の消えた隙間から一面に白い水――みるみる漫々とひろがって...   その行燈の消えた隙間から一面に白い水――みるみる漫々とひろがっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...やがて漫々とまたもとの静かさに返ると...   やがて漫々とまたもとの静かさに返るとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あの漫々(まんまん)たる...   あの漫々たるの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...南は野山漫々(まん/\)として百餘里に及び...   南は野山漫々として百餘里に及びの読み方
長谷川時雨 「尼たちへの消息」

...下総の印旛の沼に添ふ駅へ汽車の入る時散る桜かなうしろに漫々たる印旛沼を控へ白い雲の様に見える満開の桜が...   下総の印旛の沼に添ふ駅へ汽車の入る時散る桜かなうしろに漫々たる印旛沼を控へ白い雲の様に見える満開の桜がの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...朝の大きな太陽を漫々と溶した...   朝の大きな太陽を漫々と溶したの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...尊余臘酒緑漫々...   尊余臘酒緑漫々の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...涯(はて)しもなく漫々たる黒土原と...   涯しもなく漫々たる黒土原との読み方
夢野久作 「戦場」

...漫々たりイ……じゃないか...   漫々たりイ……じゃないかの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...淀川がひどく漫々としているように見える...   淀川がひどく漫々としているように見えるの読み方
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」

「漫々」の読みかた

「漫々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漫々」


ランダム例文:
フーガ   金紐   靴足袋  

【待望の機能】手書き風日本語フォントが「縦書き」に対応!和風デザインに無料活用

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
暫定税率   中央銀行   違憲状態  

スポンサーリンク

トップへ戻る