例文・使い方一覧でみる「泛」の意味


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...木函らしい物が一つ波の長濤(うねり)に乗って(うか)んでいるのであった...   木函らしい物が一つ波の長濤に乗って泛んでいるのであったの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...老人の頬には微笑がみ上った...   老人の頬には微笑が泛み上ったの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...帝郷遠し影白くべば慕ふ友や誰れ...   帝郷遠し影白く泛べば慕ふ友や誰れの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...籾の殼水にきしを...   籾の殼水に泛きしをの読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...私は腰を(う)かしそっと息を殺して其の女の姿が視野に這入る様二尺許り位置をずらせました...   私は腰を泛かしそっと息を殺して其の女の姿が視野に這入る様二尺許り位置をずらせましたの読み方
西尾正 「陳情書」

......   の読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...然(しか)るに安済丸は海に(うか)んで間もなく...   然るに安済丸は海に泛んで間もなくの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...私はパリを思いべ...   私はパリを思い泛べの読み方
横光利一 「北京と巴里(覚書)」

...死の海にんだ生の美の象徴ではなかったか...   死の海に泛んだ生の美の象徴ではなかったかの読み方
横光利一 「夜の靴」

...片頬の靨に快心の微笑をべて頷いた...   片頬の靨に快心の微笑を泛べて頷いたの読み方
横光利一 「旅愁」

...石の古い空虚な街がかすかな傾きを明瞭にべている真上に...   石の古い空虚な街がかすかな傾きを明瞭に泛べている真上にの読み方
横光利一 「旅愁」

...彼は氷河の厚い量層を眼にべるのだった...   彼は氷河の厚い量層を眼に泛べるのだったの読み方
横光利一 「旅愁」

...懐中に潜めたまままだ封も切らぬ手紙のこともちらりと頭にべたりした...   懐中に潜めたまままだ封も切らぬ手紙のこともちらりと頭に泛べたりしたの読み方
横光利一 「旅愁」

...それにつれ千鶴子の体を眼にべて抑える習慣もついて来ていたのである...   それにつれ千鶴子の体を眼に泛べて抑える習慣もついて来ていたのであるの読み方
横光利一 「旅愁」

...沈まんとして暫くは血を流し広き蒙古の沙に坐る日日は遠く朱の魚として泳ぐなり蒙古の沙の海に似る末嫩江の劉荘に、督軍呉俊陞夫人李氏其他と会して、船をぶ...   沈まんとして暫くは血を流し広き蒙古の沙に坐る日日は遠く朱の魚として泳ぐなり蒙古の沙の海に似る末嫩江の劉荘に、督軍呉俊陞夫人李氏其他と会して、船を泛ぶの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...心の底に(う)かんでくる...   心の底に泛かんでくるの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...引ッ掴んで表へ抓(つま)み出してしまえ」と大円房は憎態(にくてい)な嘲笑をかべながら下知した...   引ッ掴んで表へ抓み出してしまえ」と大円房は憎態な嘲笑を泛かべながら下知したの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...もうさり気ない微笑みを(うか)べて武蔵へいった...   もうさり気ない微笑みを泛べて武蔵へいったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「泛」の読みかた

「泛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「泛」

「泛」の英語の意味


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