...水に泛ばせながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...溶けんばかりの靨(えくぼ)を泛(うか)べながら私の方を見上げました...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...いかづち怒り風狂ひ山河もどよみ震ふとき天潯高く傾けて下界に注ぐ雨の脚やめば名殘の空遠く泛ぶ七いろ虹のはし...
土井晩翠 「天地有情」
...名前になるといふことを「泛」といふのであります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...一番に捌けのいゝ西瓜と甜瓜とが餘計に作られてある畑の隅の方に二畝三畝(ふたうねみうね)白い花が此れも靜かな沼の水に泡が泛いたとでもいふやうに...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...胎兒(たいじ)を泛(う)かしめた水(みづ)が餘計(よけい)に溜(たま)つたのである...
長塚節 「土」
...』と鹹水なればかろ/″\と死屍は泛びあがりしが...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...私は腰を泛(う)かしそっと息を殺して其の女の姿が視野に這入る様二尺許り位置をずらせました...
西尾正 「陳情書」
...また藤十郎の悲歎に窶(やつ)れたようすなどがチラチラと眼に泛び...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...複雑極まる表情を泛べていたのである...
久生十蘭 「魔都」
...北京と並んでしきりに泛んで来た都会は...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...唇にかすかに皮肉な影を泛べると...
横光利一 「旅愁」
...セーヌ河の重厚な欄壁の間を流れる水を思い泛べた...
横光利一 「旅愁」
...この水と思うまにまに泛んで来る海港や...
横光利一 「旅愁」
...彼の愕きあきれる顔が泛び突然おかしくなって笑った...
横光利一 「旅愁」
...村の年老(としより)などのことをふと瞼(まぶた)に泛(うか)べたのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...思い泛(う)かべていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...顔の前に泛(う)き出している文字に気をとられた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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