例文・使い方一覧でみる「汁椀」の意味

...お茶碗より小さな汁椀で、味噌汁をいただくことが多いです... お茶碗より小さな汁椀で、味噌汁をいただくことが多いですの読み方

...汁椀に入った酢飯に、ツナとマヨネーズを混ぜて食べるのが好きです...

...食卓に汁椀を出すと、料理がより一層おいしく感じます... 食卓に汁椀を出すと、料理がより一層おいしく感じますの読み方

...汁椀に入った温かいお味噌汁は、冬の朝に最適です... 汁椀に入った温かいお味噌汁は、冬の朝に最適ですの読み方

...毎日の食事に欠かせない汁椀が、たまに割れてしまうことがあります...

...瀬戸引のコップ一つが水飲みになり、汁椀になり、茶碗になり... 瀬戸引のコップ一つが水飲みになり、汁椀になり、茶碗になりの読み方
石川欣一「可愛い山」

...お膳の上を見直すと、小肴（こざかな）もある、焼鳥もある、汁椀も、香の物も、一通り備わっているのだが、はて、早い手廻しだなあと、いよいよ感心しているうちに、「さて、食事が済んだら、弁信殿は女王様がお待兼ねだから、あちらの母屋（おもや）へ行き給え、米友君はここに留まって、拙者と夜もすがら炉辺の物語り」さては女王様、即ちお銀様もここに来ているのか――いずれも熟しきった一味の仲間でありながら、米友はここにも、化け物が先廻りをしている、ドレもこれも化け物だらけという気分で、おのずから舌を捲きました... お膳の上を見直すと、小肴もある、焼鳥もある、汁椀も、香の物も、一通り備わっているのだが、はて、早い手廻しだなあと、いよいよ感心しているうちに、「さて、食事が済んだら、弁信殿は女王様がお待兼ねだから、あちらの母屋へ行き給え、米友君はここに留まって、拙者と夜もすがら炉辺の物語り」さては女王様、即ちお銀様もここに来ているのか――いずれも熟しきった一味の仲間でありながら、米友はここにも、化け物が先廻りをしている、ドレもこれも化け物だらけという気分で、おのずから舌を捲きましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...豆を一杯にもつた汁椀を持つてあぶな相に歩いて居る... 豆を一杯にもつた汁椀を持つてあぶな相に歩いて居るの読み方
長塚節「栗毛虫」

...菜（さい）にする干納豆（ほしなつとう）を汁椀（しるわん）へ入（いれ）て彼（かれ）の爲（ため）に膳（ぜん）を据（す）ゑて行（い）つたのである... 菜にする干納豆を汁椀へ入て彼の爲に膳を据ゑて行つたのであるの読み方
長塚節「土」

...煙の出る味噌汁椀（みそしるわん）の蓋（ふた）を取ったとき... 煙の出る味噌汁椀の蓋を取ったときの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...こりゃすばらしい！　（と左手に持っていた汁椀の... こりゃすばらしい！　（と左手に持っていた汁椀のの読み方
三好十郎「廃墟（一幕）」

...再び口をとがらせる）柴田　……（汁椀を受取って一口すすりながらも若い男の方を見ている）どうも……どうしたと言う――？欣二　（三平を睨んでいた眼を... 再び口をとがらせる）柴田　……どうも……どうしたと言う――？欣二　（三平を睨んでいた眼をの読み方
三好十郎「廃墟（一幕）」

...汁椀の中へ栂指（おやゆび）を突っ込んだのを見て... 汁椀の中へ栂指を突っ込んだのを見ての読み方
森鴎外「雁」

...小川は冷えた酒を汁椀（しるわん）の中へ明けて... 小川は冷えた酒を汁椀の中へ明けての読み方
森鴎外「鼠坂」

...「――およねさん酔ったね」「酔うのはこれからよ」と云っておしのは汁椀の蓋を取った...
山本周五郎「五瓣の椿」

...さぶは汁椀の蓋を取った... さぶは汁椀の蓋を取ったの読み方
山本周五郎「さぶ」

...刺身があり汁椀があり... 刺身があり汁椀がありの読み方
山本周五郎「花も刀も」

...と云っていましたよ」「では七十郎と意見が合ったわけだな」「そういうところです」七十郎は汁椀の蓋を取り...
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...甲斐は汁椀の蓋を持たせて... 甲斐は汁椀の蓋を持たせての読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」