...自ら知ると共に自らあることも亦複雜になり豐富になるに止まるならば固より論はない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...光子と私が其の前に立ち止まると...
谷崎潤一郎 「少年」
...ただ観察し説明するに止まる科学にあっては...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...ああいう性質に止まるものではないし...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...科学的探究が科学的探求に止まる限り...
戸坂潤 「思想としての文学」
...然しそれはどこまでも第一歩に止まる...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...金融は止まる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...目に止まる事物も瞬時に起こりたちまちに変転するもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...木がなくなるところまで焼け抜いておのずから止まるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...止まること數日、たま/\天曇りて海氣濛々たり、漁舟皆河口よりかへりぬ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...理非曲直の標準は一国に止まるものでなく...
新渡戸稲造 「真の愛国心」
...しかしながら老人の教訓を忠実に守るに止まるような青年は...
三木清 「如何に読書すべきか」
...心の技術はそれ自身に止まる限り個人的である...
三木清 「哲学入門」
...人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない...
森林太郎 「高瀬舟」
...自動車が××署の前に止まると...
森下雨村 「五階の窓」
...人はそれを理想に止まるというであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...びっくりして立ち止まると...
吉川英治 「三国志」
...大坂の動脈になっている淀川の交通が止まるので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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