...ただそれを他の勢力に帰せしめざらんとするに止まるので...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...依頼人止まる...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...現に与えられた自然現象の認識・利用に止まることは許されないので...
戸坂潤 「科学論」
...もし直径と円周との比――円周率――というような数的関係を表わすに止まるならば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...云わば原始的蓄積に止まるわけであって...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...最後に踏み止まる一線をまだ持っているようでした...
豊島与志雄 「高尾ざんげ」
...神祕主義的傾向乃至性格を有する程度に止まる諸思想においても...
波多野精一 「時と永遠」
...その方向を正しくして止まるところを定むべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...其不安心は唯是れ局處に止まるものゝみ...
福沢諭吉 「帝室論」
...面白いということは唯だ趣味の話に止まるが...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...長くその中に止まることを怖れるかのように...
堀辰雄 「菜穂子」
...ストランドフォード荘園駅には全列車が信号で止まる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...時計止まる...
松濤明 「槍ガ岳」
...純粋に懐疑に止まることは困難である...
三木清 「人生論ノート」
...かように必然的なものが単に必然的なものに止まる限り哲学はないであろう...
三木清 「哲学入門」
...高まろうとしている傾(かたむき)はいつまでも止まることはあるまい...
森鴎外 「里芋の芽と不動の目」
...墜(お)ちるところまで墜ちて行かなければ止まるまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この土地に止まることが何だかつまらない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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