...踏み止まるというより其処で支えられるのである...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...何處の家の食膳にも止まる蠅と...
江南文三 「佐渡が島から」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...風がぱったり止まる日がある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...依然として小説に止まると同じである(恐らく小説とは政治的論説を大説として...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一八八六年シカゴに移るまで其位置に止まる...
戸坂潤 「辞典」
...その表面にのみ止まることである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「山名屋に踏み止まる気になったのか」「え」二人はそれっきり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二の例外に止まるが...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...又絶えず流れ絶えず移りつついつまでも未完成のまま斷片的のままに止まることをその生に強ひる...
波多野精一 「時と永遠」
...単に文字によって書かれたものを意味するに止まるものではない...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...その止まるところに止まらしめ...
福沢諭吉 「徳育如何」
...その小さな家からすこし離れたところに立ち止まる...
堀辰雄 「眠れる人」
...濫読に止まるなということは多読してはならぬということではない...
三木清 「如何に読書すべきか」
...没我に活きる工藝は個性の主張に止まることができぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし個性に止まることに満足するのはなお間違っている...
柳宗悦 「工藝の道」
...ともすると立ち止まること...
吉川英治 「魚紋」
...どこまで出たら止まるものか」「その非武士めを懲(こ)らしめてやるのだわ...
吉川英治 「私本太平記」
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