...「あの家には、御主人様しかいないそうです...
...歴気(れつき)とした御主人様でさへが...
内田魯庵 「犬物語」
...御主人様に申訳ございませんが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...御主人様と二人づれで...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...たしか此方の御主人様より一つか二つ若い筈である...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「サア御主人様の所へ行(ゆ)け...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...きっと御主人様は...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...御主人様のいうことを黙って聞いていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしのお世話になった御主人様のお嬢様ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...さいぜんの御主人様の引きつれた大切のお客様の一人とばかり思っていたのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたはわたしの唯一の御主人様でござります...
中里介山 「大菩薩峠」
...御主人様でさえお顔を見たものはござりませぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...御主人様ことのほか御立腹でございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「御主人様...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...T「お類さんがッ」「来ている筈だ」「そんな御方は来て居りません」「いま見たんだ」T「早く帰らぬと御主人様が心配なさる」とお内儀を押しのけて入る...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...雨風の日などは遠い郊外電車の停留場から歩いてお帰りになる御主人様が...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...あなたの御主人様は...
夢野久作 「奥様探偵術」
...父が浪人したもとの御主人様へ...
吉川英治 「治郎吉格子」
...御主人様の思い女(もの)と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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