...「この廬山って山はですね...
芥川龍之介 「長江游記」
...檜(ひのくま)の廬入野(いほりの)の宮二にましまして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...雷雲に巻かれ来(きた)りし小鳥かな八月三日 富士山麓(さんろく)山中湖畔草廬(そうろ)...
高浜虚子 「五百五十句」
...昭和二十一年九月十一日小諸山廬(こもろさんろ)にて高浜虚子昭和十六年初凪(はつなぎ)や大きな浪のときに来る一月元日由比(ゆい)ヶ浜(はま)散歩...
高浜虚子 「六百句」
...人民居廬(きょろ)...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...来春を俟ち一廬を結びて隠棲せんと欲す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...三平君は以前の関係から時々旧先生の草廬(そうろ)を訪問して日曜などには一日遊んで帰るくらい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――廬(いほり)を結ぶ古城の下...
牧野信一 「私の万年筆」
...我草廬(そうろ)を敲(たた)きて俳諧を談ず...
正岡子規 「古池の句の弁」
...駅廬炎暑甚...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...廬山寺の元三大師御堂へ参る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此を持つて伝経廬(でんけいろ)を訪ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは強いて静廬を回護するに意があるのではないが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この秋(とき)をむなしく逸人(いつじん)として草廬(そうろ)に閑(かん)を偸(ぬす)むをいさぎよしとせず...
吉川英治 「三国志」
...隆中に草廬(そうろ)をむすび...
吉川英治 「三国志」
...茅葺(かやぶき)の廬(いおり)がありますだよ」農夫は...
吉川英治 「三国志」
...家光の再三の召しに依って出廬(しゅつろ)した沢庵は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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