...廬山(ろざん)の松を...
芥川龍之介 「長江游記」
...中に水に臨んだ一小廬(しょうろ)を湖月亭(こげつてい)という...
伊藤左千夫 「春の潮」
...山廬...
高浜虚子 「六百句」
...小諸山廬...
高浜虚子 「六百句」
...草廬にありて龍と臥し四海に出でゝ龍と飛ぶ千載の末今も尚名はかんばしき諸葛亮...
土井晩翠 「天地有情」
...しかもこの二財閥代表を委員に出廬願うことの出来たのが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...此人の藏書の處は、愛日精廬と稱し、最初その藏書志を四卷作つたが、後になつてだん/\増補して、愛日精廬藏書志四十卷を作つて、自分の家に藏してゐる書籍の最もよいものを解題したので、これは矢張活字で印刷した...
内藤湖南 「藏書家の話」
...余旧廬を去りてより花を見ること稀なれば...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...陵の供廻(ともまわ)りどもの穹廬(きゅうろ)がいくつか...
中島敦 「李陵」
...吾勢子は假廬つくらす萱なくば小松が下の萱を刈らさね「萱なくば」に就きて議論あり...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...伝経廬(でんけいろ)の別号がある...
森鴎外 「渋江抽斎」
...極めて平易に多く使はれてゐるものには、亭、庵、居、廬、軒、舍、屋、處、臺、巣、堂、洞、龕、館、莊、室、齋、閣、樓などがある...
吉川英治 「折々の記」
...隠れたる草廬(そうろ)の君子...
吉川英治 「三国志」
...草廬(そうろ)をまもって...
吉川英治 「三国志」
...柴桑城(さいそうじょう)(廬山...
吉川英治 「三国志」
...自分が草廬(そうろ)のうちで読んだ兵書に...
吉川英治 「三国志」
...……まげてひとつ、廬(ろ)を出て、お助けくださるまいか」と、逐一(ちくいち)のわけを語って頼みに頼んだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...連れ立って草廬(そうろ)を出た...
吉川英治 「新・水滸伝」
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