...まだ震災で潰れたままの廢屋と言つてよろしい物があちこちにあつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...終にまたく廢せられぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...頽廢堂(あばらすだう)をたちいでて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...伊太利羅馬の近郊の廢園を夢に見て...
竹久夢二 「砂がき」
...彼の稻取村も元とから善い村でないが廢れものを收めて利益を收め世話が屆いたからで...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...また登子がかうして他に知られないやうに廢宅に身を忍ばせてゐるといふことは...
田山花袋 「道綱の母」
...彼を未來に待つものは死と荒廢の二つ也...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...宋代よりは重量の名稱を廢して錢の箇數であらはすことゝなり...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...廢屋とはちがつて...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...著るしく廢頽的傾向を帶びてきた私の思想に就いて...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...むしろその知性能力の頽廢を語る證左であるといふことである...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...それを虚構だとするとあの廢屋だつて同じやうな虚構だと言ひたいやうな氣がする...
堀辰雄 「嘉村さん」
...無論家の興廢(こうはい)などゝいふことは頭(てん)で眼中(がんちゆう)に置いてゐなかた...
三島霜川 「平民の娘」
...同じく廢嫡問題に言及し...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
......
三好達治 「艸千里」
...さう云ふ字は假名遣を廢して「しようそこ」と書いては分りにくいことになつてしまひます...
森鴎外 「假名遣意見」
...驛は坂路で頗る荒廢の姿を示してゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...明治維新を見ても、十五代二百餘年の後に江戸文化といふものは、あの頽廢的な、どうにもかうにもならない時が來た...
吉川英治 「折々の記」
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