例文・使い方一覧でみる「廢」の意味


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...」――城下優しい大川の土手の……松に添ふ片側町の裏へ入ると敗した潰れ屋のあとが町中に...   」――城下優しい大川の土手の……松に添ふ片側町の裏へ入ると廢敗した潰れ屋のあとが町中にの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...我々が諸君の財産を絶しようとするのを非難するのである...   我々が諸君の財産を廢絶しようとするのを非難するのであるの読み方
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」

...3.併しあらゆる個別化的の地上の束縛を撤せよ云ふ事になつて來たので...   3.併しあらゆる個別化的の地上の束縛を撤廢せよ云ふ事になつて來たのでの読み方
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」

...五十嵐十風は其業した司(つかさ)事靜岡しづ子を手裡に收めて意氣揚つて七條の停車場に下りた...   五十嵐十風は其廢業した司事靜岡しづ子を手裡に收めて意氣揚つて七條の停車場に下りたの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...繪として見る時には美しく面白い此の墟の影に...   繪として見る時には美しく面白い此の廢墟の影にの読み方
寺田寅彦 「寫生紀行」

...翌明治二十六年三月には女子部がされて高知縣立高等女學校となり...   翌明治二十六年三月には女子部が廢されて高知縣立高等女學校となりの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...各部の行政機關が頗る荒したる事實は...   各部の行政機關が頗る荒廢したる事實はの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...唐の時の宰相は、皆貴族階級の中より出で、一度其位置に到ると、天子と雖も其權力を自由に動かす事が出來ない習慣であつたが、明以後は如何に強大なる權力を有する宰相でも、天子の機嫌を損ねると、忽ち黜せられ、一個の平民とせられ、囚人と墜さるゝ...   唐の時の宰相は、皆貴族階級の中より出で、一度其位置に到ると、天子と雖も其權力を自由に動かす事が出來ない習慣であつたが、明以後は如何に強大なる權力を有する宰相でも、天子の機嫌を損ねると、忽ち廢黜せられ、一個の平民とせられ、囚人と墜さるゝの読み方
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」

...靜寂(ひつそり)と人氣(ひとけ)のなくなつた時(とき)は頽(たいはい)しつゝある其(その)建物(たてもの)の何處(どこ)にも生命(いのち)が保(たも)たれて居(ゐ)るとは見(み)られぬ程(ほど)悲(かな)しげであつた...   靜寂と人氣のなくなつた時は頽廢しつゝある其建物の何處にも生命が保たれて居るとは見られぬ程悲しげであつたの読み方
長塚節 「土」

......   の読み方
仁科芳雄 「ユネスコと科學」

...あのをぢさんに笑はれるぞ』と云ふと直ぐにめてしまふ...   あのをぢさんに笑はれるぞ』と云ふと直ぐに廢めてしまふの読み方
新渡戸稻造 「教育の目的」

...止又は改正その他の事項に關し...   廢止又は改正その他の事項に關しの読み方
日本国 「新憲法の解説」

...いまはもう既に道となつて草木に深く埋もれてしまつてゐる有樣をときをり空に描いたりしては...   いまはもう既に廢道となつて草木に深く埋もれてしまつてゐる有樣をときをり空に描いたりしてはの読み方
堀辰雄 「姨捨記」

...それは私にはいかにもこの村らしい――それまで昔の俤もないやうな驛になり果ててゐたのが...   それは私にはいかにもこの村らしい――それまで昔の俤もないやうな廢驛になり果ててゐたのがの読み方
堀辰雄 「生者と死者」

...しかもそのなかには半ば屋になりながら...   しかもそのなかには半ば廢屋になりながらの読み方
堀辰雄 「ふるさとびと」

...彼のために書いてゐた彼女の日記を二年あまりさなかつた...   彼のために書いてゐた彼女の日記を二年あまり廢さなかつたの読み方
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」

...それらのプルウストやマンの取り扱つたどちらかといふと頽的な近代人とは對蹠的に...   それらのプルウストやマンの取り扱つたどちらかといふと頽廢的な近代人とは對蹠的にの読み方
堀辰雄 「若菜の卷など」

......   の読み方
三好達治 「山果集」

「廢」の読みかた

「廢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「廢」


ランダム例文:
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