...「廓外」に出ると、新しい世界が広がっているようだ...
...あまり廓外に出たことがない彼女は、少し不安そうだった...
...廓外での出来事に興味があるんだけど、伝え方が難しい...
...都会の喧騒から廓外に逃げ出したいと思うこともある...
...そんな人生が廓外に広がっているとしたら、今の辛いことも乗り越えられるはずだ...
...廓外に出づるをり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...最初の都市における特許市民(あるひは廓外市民)が出て來てゐる...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...〔第五章 酒店〕サン・タントワヌ パリーの東方の廓外...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...曰ク片町等ハ倶ニ皆廓外ニシテ旧来ノ商坊ナリ...
永井荷風 「上野」
...廓外(くるわそと)の路地にはいないような噂を耳にした...
永井荷風 「草紅葉」
...「註文帳」は廓外の寮に住んでゐる娼家の娘が剃刀の祟でその恋人を刺す話を述べたもので...
永井荷風 「里の今昔」
...『註文帳』は廓外の寮に住んでいる娼家の娘が剃刀(かみそり)の祟(たたり)でその恋人を刺す話を述べたもので...
永井荷風 「里の今昔」
...廓外(くるわそと)の裏町という情味との為である...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...吉原の遊廓外(くるわそと)にあった日本堤(にほんづつみ)の取崩されて平かな道路になったのも同じ理由からであろう...
永井荷風 「水のながれ」
...しかし廓外(かくがい)に野天の広場があって...
柳宗悦 「全羅紀行」
...今や内部の重要な書類を廓外(かくがい)へ持ち出しているという...
吉川英治 「親鸞」
...廓外(くるわそと)へと...
吉川英治 「松のや露八」
...伏見城の地理と廓外廓内の眼づもりを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「今戻って来ました」「さっきの裏口から?」「うむ」「どこへ行って来たんですか」「廓外(そと)まで」「いい人と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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