...十分たつかたたぬ中にわしはどうやら一廉(ひとかど)の豪華の児になつてしまつた...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...廉(やす)き價なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...廉平は言うべき術(すべ)を知らなかった「先生...
泉鏡花 「悪獣篇」
...大いにこれを広告的に廉価に売り捌こうと思った...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...破廉恥(はれんち)なものであるかに気づいていたたまらなくなりまして...
太宰治 「男女同権」
...余りにひどい破廉恥な行いだ...
豊島与志雄 「反抗」
...その清廉(せいれん)さの故に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...破廉恥な悪党一味なのですよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...直段(ねだん)の廉(やす)い品物でも手さえかければ美味(おいし)く食べられるものがいくらもあります...
村井弦斎 「食道楽」
...廉い物を美味しくするのがお登和さんのお料理法です...
村井弦斎 「食道楽」
...まだ維廉(ヰルヘルム)一世の街に臨める(まど)に倚り玉ふ頃なりければ...
森鴎外 「舞姫」
...志士としては成功、不成功なぞは徹頭徹尾問題にしていなかった翁の、徹底的に清廉、明快であった生涯に対して、今すこし幅広い寛容と、今すこし人間味の深い同情心とを以(もっ)て、敬意を払い得る人の在りや無しやを問いたいために云うのである...
夢野久作 「近世快人伝」
...ふたたび人中に士(さむらい)として面を出すことはできない――としてあるのが上杉家の家中にある廉恥(れんち)の精神――恥を恥とする士風のひとつだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...腹を掻っ切って自己の廉潔(れんけつ)を示す道一つが残されているだけである...
吉川英治 「黒田如水」
...廉子たち三名の妃は...
吉川英治 「私本太平記」
...それは准后(じゅんごう)の三位ノ廉子(やすこ)さまです...
吉川英治 「私本太平記」
...廉子や廷臣たちもまま側で聴講していたことであろう...
吉川英治 「私本太平記」
...同じく景廉(かげかど)...
吉川英治 「源頼朝」
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