例文・使い方一覧でみる「常語」の意味
スポンサーリンク...現代の日常語は詩語としては余りに蕪雑（ぶざつ）である... 
石川啄木 「弓町より」
...術語が発生する地盤としての日常語を探ねることは...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...吾々は理解の説明に於ては日常語としての夫から出発した...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...日常語として三者は相似た意味を有つかも知れない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...従って吾々は之をただ派生的な意味に於てのみ概念と呼ぶことが出来るであろう――但し日常語としての概念として...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...日常語として理解されなければならない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...その時日常語「理解」が許される処には又必ず概念という言葉が権利を有つ...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...日常語とは云うまでもなく日常的な知識に於て語られる言葉を云うのであるが...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...「理解」に於ては日常語としての「理解」から出発した...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...併し両者は何れも日常語（常識的概念）であると同時に専門語（専門的概念）であり得た...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...もし万一術語が日常語の表象から独立して勝手な自分独自の表象を持って来るようになると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そこでは日常語と哲学的術語（実は翻訳術語だが）とが癒合していない結果...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一つは今日一般世間で啓蒙という日常語を以て云い表わす処の夫である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...他の単語で云い表わす代りに正に「技術」という日常語を以って云い表わすためには...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...真似て日常語に使用されてゐた...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...古語は元禄時代にありて芭蕉一派が常語との調和を試み十分に成功したる者...
正岡子規 「俳人蕪村」
...通常語とのはっきりした区別があったのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...恐いものだと平常語でいっておく...
吉川英治 「新書太閤記」
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