...2人の意見には差違がある...
...彼らのアプローチには差違が見られる...
...今回の裁判で差違が浮き彫りになった...
...このレポートには論理的な差違がある...
...彼女たちの教育レベルには差違がある...
...この大小(だいしよう)の差違(さい)は地震(ぢしん)の性質(せいしつ)により...
今村明恒 「地震の話」
...今とその頃と大した差違(ちがひ)はない...
薄田泣菫 「茶話」
...考えてみればみるほど両者の差違はだんだんすくなくなる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...野山の霧は消えやすいに反して市街の霧が消散し難いのは水滴の核になる塵の差違から起るという事である...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...次には元子の形状の差違を述べている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...隋書經籍志以後のものに比べて差違がある...
内藤湖南 「支那目録學」
...自分の眼で自分の見当(けんとう)を眺めると云うのと大した差違はない...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...どこから価格の差違が出るのか見当の付かないのもあった...
夏目漱石 「こころ」
...したがって人事に関する文章の差違はこの視察の差違に帰着する...
夏目漱石 「写生文」
...この視察の差違は視察の立場によって岐(わか)れてくる...
夏目漱石 「写生文」
...しかしこれはあなたと僕の性質の差違から出るのだから仕方がないのです...
夏目漱石 「明暗」
...霊的に強い沈勇とのあいだには大(だい)なる差違がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...一オクタルヴ位の差違はあつたかも知らないが...
牧野信一 「環魚洞風景」
...千代子といふ芸者だつて道子だつて大した差違はありません...
牧野信一 「砂浜」
...譬(たと)へば琴の糸のしまりをるとしまりをらぬとは素人(しろうと)が聞きても自ら差違あるが如し...
正岡子規 「俳諧大要」
...人間の差違の如き何の躓(つまず)きになろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...資本の種々なる部分の使用によって得られる生産物の差違が...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...増加しつつある人口によって必要とされる穀物逐次の分量を獲得するに必要な労働者数の差違を説明する際に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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