...2人の意見には差違がある...
...彼らのアプローチには差違が見られる...
...今回の裁判で差違が浮き彫りになった...
...このレポートには論理的な差違がある...
...彼女たちの教育レベルには差違がある...
...この大小(だいしよう)の差違(さい)は地震(ぢしん)の性質(せいしつ)により...
今村明恒 「地震の話」
...その間に三十分も時間の差違(ちがひ)がある事を発見した...
薄田泣菫 「茶話」
...人が見てもそう見えるそうであるから実際客観的生理的に若干の差違があることには間違いないと思われる...
寺田寅彦 「映画と生理」
...「白浪のうつ脈取坊」には犯罪被疑者がその性情によって色々とその感情表示に差違のあることを述べ「拷問」の不合理を諷諫(ふうかん)し...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...野山の霧は消えやすいに反して市街の霧が消散し難いのは水滴の核になる塵の差違から起るという事である...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...画家の日常生活における精神的栄養の摂取し方の差違が隠れているのではないかと疑われる...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...映像の場合にも肉眼と写真カメラとの本質的差違のためにいろいろの問題は起こるが...
寺田寅彦 「耳と目」
...次には元子の形状の差違を述べている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...どこから価格の差違が出るのか見当の付かないのもあった...
夏目漱石 「こころ」
...彼らの挙動にこれという差違が生じないならば...
夏目漱石 「こころ」
...その技巧の点において大変な差違があります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...内は剛英雄に現れた内外の差違西郷南洲(さいごうなんしゅう)が始めて橋本左内(さない)に会うたとき...
新渡戸稲造 「自警録」
...次に日本画の横顔と西洋画の横顔とを並べ画いてその差違を説明せられた...
正岡子規 「画」
...譬(たと)へば琴の糸のしまりをるとしまりをらぬとは素人(しろうと)が聞きても自ら差違あるが如し...
正岡子規 「俳諧大要」
...(陰暦の正月元日は立春に最も近き朔日(ついたち)を取りたる者なれば元日と立春と十五日以上の差違ある事なし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...さしたる差違はない...
柳宗悦 「野州の石屋根」
...そしてそれはこれら両者の生産物の差違に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...真実の差違を理解し得ようかと思う...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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