...彼女の峻厳な表情に圧倒された...
...峻厳な規則によって管理された施設だ...
...峻厳な神社で厳かな祭礼が執り行われた...
...彼の峻厳な手法は彼を有名にした...
...彼は厳格な父親の教育の下、峻厳な生き方をしている...
...日本に於ても浜尾子爵閣下(はまおししゃくかっか)が「自動車轢殺(れきさつ)取締(とりしまり)をもっと峻厳(しゅんげん)にせよ」と叫んで居られる...
海野十三 「電気看板の神経」
...唯の ABSCHAETZUNG(評価)を与える寛典すら容さぬ峻厳の態度に居る人もある...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...自己に対して最も峻厳であり残酷でさえある...
種田山頭火 「赤い壺(三)」
...峻厳な批判こそ真に人を救うものである...
豊島与志雄 「月評をして」
...一瞬間前にはハムレットの演出にたいして峻厳(しゅんげん)だったにもかかわらず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同時に慈愛と峻厳(しゅんげん)とに満ちた心をもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...憐愍(れんびん)から発した峻厳(しゅんげん)の毀損(きそん)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...係官の第二回目の峻厳(しゅんげん)な訊問(じんもん)に対して...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...木箆(きべら)(5)を手にしながら学校の峻厳(しゅんげん)な法則を執行していた人なのであろうか? おお...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...てんで次郎吉には必要のなさ過ぎる冷静で峻厳な世界の「音」ばかり「声」ばかりだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...女子に対してのみ「女らしくない」という言葉を以て峻厳に批難されて来たのは偏頗(へんぱ)極まることだと思います...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
...この機に峻厳(しゅんげん)たる彼の半面を見せました...
吉川英治 「江戸三国志」
...民が峻厳を求めるとき...
吉川英治 「三国志」
...法令の峻厳(しゅんげん)に感じ合った...
吉川英治 「新書太閤記」
...余りな苛烈(かれつ)や峻厳(しゅんげん)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...『――お支度っ』峻厳(しゅんげん)な声が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一声もこれを許さず――とあるこの峻厳(しゅんげん)な朝命...
吉川英治 「親鸞」
...父上の峻厳(しゅんげん)な御教育のほかに...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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