...山根(やまね)君だ...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...浴より出づる山根氏...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...一行中の世才に長けたる山根氏にまかせて...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...上越後山根(やまね)の在々(ざい/\)にてもするなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...山根謙作(やまねけんさく)は三(さん)の宮(みや)の停留場を出て海岸のほうへ歩いていた...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...最近山根は酒をやめた...
徳田秋声 「挿話」
...山根さんは穏かに聞いてるのだった...
豊島与志雄 「霧の中」
...山根さんは一向ききいれず...
豊島与志雄 「霧の中」
...敬助と同居人山根慶子………二十一歳...
豊島与志雄 「蘇生」
...山根さんも彼をかき抱いて...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...出て来たのは、女中ではなくて、山根さんだった...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...山根さんはふだん着ではなく...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...山根さんはじっと見ていたが...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...堤へ出た時、山根道雄が、「お町どの、ちょっと」と云って町を傍のほうへ誘った...
山本周五郎 「松林蝙也」
...山根道雄の手から大剣がすっ飛び...
山本周五郎 「松林蝙也」
...「おお、おまえ、どうしてここへ」「や、山根のために、他国へ連れて行かれるところでございました」「そうか」蝙也は手早く女の縛めを解放つや、「武太夫の手引をする者が仙台にあると聞いたが、それでは山根のやつだったのか、――それにしても俺を斬ろうなどとは見下げ果てたやつだ...
山本周五郎 「松林蝙也」
...山根の死体の始末をして...
山本周五郎 「松林蝙也」
...一乗山根来寺の本拠を襲っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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