...啻に文人――東洋風の――たるを屑(いさぎよ)しとしないのみならず...
内田魯庵 「二葉亭四迷」
...毒屑ノ浸潤スルノ処茨城...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...氷の削屑(けづりくづ)のやうな小魚は...
薄田泣菫 「独楽園」
...ビスケットの屑を踏みつぶした跡と...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...これがために恨みを呑んで南海の藻屑と消え果てし無辜(むこ)の人命は...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...截り取りたる石屑(いしくづ)及び砥石(といし)に用ゐしと思(おも)はるる石器等を比較(ひかく)すれば...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...綿屑のように降りしきっているのもかまわず...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...工場の隅から隅まで鉄屑を拾って歩く役目さ...
豊島与志雄 「黒点」
...お樂の手の爪の中に紬(つむぎ)の糸屑が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...物騒なのは隣の屑屋より外にゃありゃしません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塀の下に掃き寄せられた夥(おびたゞ)しい鋸屑を見付けたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...屑箱の中の屑のようなものを喰って...
久生十蘭 「黒い手帳」
...諸道具は一切屑屋(くずや)に売り払い...
福田英子 「妾の半生涯」
...紙屑のやうな心地であるだけだつた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...通りからはいつた大工の普請(ふしん)小屋の鉋屑のなかに寝てゐた...
室生犀星 「鉄の死」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...仕事場から出る木屑(きくず)を夜のうちにそっと取っておいて呉れたり...
山本周五郎 「柳橋物語」
便利!手書き漢字入力検索
