...出版の都度々々書肆(しょし)から届けさしたという事で...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...一寸法師が昨夜ここへ入るのを見届けたからでもあるが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...さもなくばBBCにこんな行為をやめさせるだけの怒りの手紙の束が届くだろう...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...」やがてビイルが届き...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...何事に依らず聴き届けて上げるように...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...とくと梢さんのお心持なり態度なりを見届けなければならない立場にあるので...
徳田秋声 「仮装人物」
...室(へや)に届いていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「高台寺の月心院へ届けてくれ」「高台寺の月心院...
中里介山 「大菩薩峠」
...灯(あかり)の届くところへ来ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さんざん待ったが届けてくれなかったので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここにもラマ教徒の行届いた残酷技術の勝利があることを知らなくてはならない...
久生十蘭 「新西遊記」
...あれは恐らくそんな遠くからやっと届いた風のために枯れ切った木の枝と枝とが触れ合っているのだろう...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...留守の間に届いていた長火鉢に鉄瓶をかけて...
水上滝太郎 「果樹」
...真紀 お弁当を届けさせたら...
森本薫 「みごとな女」
...待っていられませんでしたの」「与五と仲よしになったのか」「与五は鹿の肉をお届けにまいりましたの...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...些細(ささい)な食物と衣服が届けられた...
吉川英治 「三国志」
...脳髄(のうずい)までも届いてゆかない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その報道はインカに届いたらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
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