...以後一箇月ばかりは堅く居館の門を閉じて引籠(ひきこも)っていた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...270居館の中に蓄ふる最上最美のよき衣...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...山居沢・山居野・山居森・山居館などというておる...
柳田國男 「地名の研究」
...やがて首尾よく玄徳の居館をさぐり当て...
吉川英治 「三国志」
...義貞の居館へではない...
吉川英治 「私本太平記」
...太宰府の居館を焼かれたので内山にたてこもり...
吉川英治 「私本太平記」
...大経綸(だいけいりん)を抱いた主(あるじ)が居館(きょかん)を構えようとは...
吉川英治 「新書太閤記」
...父祖代々の住居である躑躅(つつじ)ヶ崎(さき)の居館(きょかん)のほかに...
吉川英治 「新書太閤記」
...居館を大坂に起して...
吉川英治 「新書太閤記」
...すぐ本家祝朝奉(しゅくちょうほう)の居館へと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...若い高氏のいた頃の居館は...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...本位田家の祖先が伝えていた城主の居館の址は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...かれの居館(たち)が...
吉川英治 「平の将門」
...で、武芝の居館は、時代的に観ると、やはりその頃にあっては、領下の荘園を管理するに都合のいい枢要地にあったものにちがいない...
吉川英治 「平の将門」
...そっくり居館に残したまま...
吉川英治 「平の将門」
...武芝の居館の財物を没収し...
吉川英治 「平の将門」
...その財物や居館は...
吉川英治 「平の将門」
...夥(おびただ)しい鎌倉殿の御家人が各居館を新築し...
吉川英治 「源頼朝」
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