...二時局の波は、この東北の山間の村々にも、ひたひたと押しよせつつあった...
犬田卯 「荒蕪地」
...一電気局又は一電鉄会社一乗合自動車会社につき...
海野十三 「発明小僧」
...大局から見ると、佐渡と言ふ島は海の中から南と北との二個處にごぼごぼと吹き出して出來でもしたもののやうです...
江南文三 「佐渡が島から」
...この世に活かしておけないという理由で処刑された人間の身体の一局部のきわめて微細な顕微鏡標本は生理学や医学の教科書に採録されて世界の学徒を教育する...
寺田寅彦 「柿の種」
...「佯(いつわ)りのうそ」でも結局それがほんとうに活きていた人間の所産である限り...
寺田寅彦 「柿の種」
...却ってシュトゥンプフ自身の主張――空間表象の根源性――を裏書きしているものに他ならない(シュトゥンプフは又カントの空間論が結局空間表象の発生を説明出来ないことをも批難する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...近衛文麿公という人物が現下の時局に占めているユニックな位置によるものらしい...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...某省の局長や某政党の総務が主な公職者で...
豊島与志雄 「乾杯」
...そして消え失せた声を呼びもどそうといくら努力しても、結局は、メンデルスゾーンやブラームスなどの耳慣れた旋律(メロディー)が聞えてくるにすぎなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...笠井直吉と同じ郵便局の事務員でした...
豊島与志雄 「土地に還る」
...それは三人が三人ながら始めから予期していた結局なので...
夏目漱石 「道草」
...結局人生には永久にユウトピヤは來ないと云ふ事になるんだ...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...薬局の前を通って行って...
松永延造 「職工と微笑」
...『時局情報』はもうすこし待たねばなりません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...結局例の索のたすけをかりて下りてゆき...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...時局を収拾(しゅうしゅう)すべきであると...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏と共にその日から難局の打開にあたり出した...
吉川英治 「私本太平記」
...やがてその郵便局の前に来たので私は一寸立寄ってその父親に言葉をかけた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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