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長塚節 「長塚節歌集 上」
...病癒えて帰り行く身や北国の人の情を家苞にして 秀樹字が非常にいいので...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...家苞に參らせん、と思ふほどに、はや出でさせ給ひにければ、と云ひさして、根もとをこなたに向けて、三把ばかり出だしけり...
萩原朔太郎 「花あやめ」
...うまい納豆は白紙に包まれて家苞にしてくれた...
室生犀星 「京洛日記」
...家苞(いえづと)には筍を多く賜わった...
森鴎外 「渋江抽斎」
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