...――お千は絶対無我の境地にあるような姿勢をしていた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...やわらかい霊光の無我の境地に浸って...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...ついに無我の境地にはいりこむことにあったという...
太宰治 「ロマネスク」
...善悪美醜を超越して無私無我の境地に身を置くことは...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...かうして彼は無我の境地に(多田君は私にさう言つた)没入し...
北條民雄 「戯画」
...やはり無我の境地から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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