...彼は宗匠として名高い...
...宗匠の手による美しい作品だ...
...彼は宗匠に教えを受けた...
...宗匠の技に感銘を受けた...
...宗匠の仕事はとても丁寧だ...
...申分は無いのだが……」と宗匠は早や酔って来た...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...利休は千人に一人の宗匠であった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...われらは花の宗匠の生花よりも茶人の生花に対してひそかに同情を持つ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...この偉大な武人が茶の宗匠を尊重したことも非常なものであった...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...さすが宗匠はうまいと言ってひどく感心していたことを思い出すのである...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...天保より明治子規に至るいわゆる月並み宗匠流の俳諧は最も低級なる川柳よりもさらに常套的(じょうとうてき)であり無風雅であり不真実であり...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...こうした輪廻(サイクル)の道程がもう一歩進んで堕落と廃頽の極に達し俳句が再び「宗匠」と「床屋」の占有物となる時代が来ると...
寺田寅彦 「明治三十二年頃」
...かなり発句も出来て藩以外の宗匠達とも交際をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...傍ら茶と俳諧の宗匠をも兼ねる事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...へッ、へッ、へッ」「宗匠、大変酔ったようだね、大丈夫かえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女共」奇月宗匠はとうとう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まさか、石灯籠の下敷きになって居ようとは思いません、――もっとも、宗匠はその時、ひどく酔っては居ましたが」主人岩太郎の説明をきくと、奇月宗匠を二階から突き落した人が無くなるわけですから、乱酔した奇月が、自分で手摺を越して庭に落ち、這い出して石灯籠を背負ったことになります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宗匠頭巾(ずきん)のような帽子を頭にのせている...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...しかるに俗宗匠輩がこの句に深遠なる意義あるが如く言ひ做(な)し...
正岡子規 「古池の句の弁」
...筆頭は星ヶ岡茶寮の松田宗貞宗匠...
山本笑月 「明治世相百話」
...並みいる宗匠これにはアッと舌を巻いた...
山本笑月 「明治世相百話」
...向島芭蕉堂の宗匠中村星知翁...
山本笑月 「明治世相百話」
...四方庵(よもあん)の宗(そうへん)宗匠にも出席のはずに候愈(いよいよ)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??