...彼は宗匠として名高い...
...宗匠の手による美しい作品だ...
...彼は宗匠に教えを受けた...
...宗匠の技に感銘を受けた...
...宗匠の仕事はとても丁寧だ...
...嫂(あによめ)の師事した石塚(いしづか)宗匠からの間接の教えも...
岡倉由三郎 「茶の本」
...宗匠の流れを汲む茶人の一人でございます」「ほう...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...季重なりはいけないと一概に排斥する月並(つきなみ)宗匠輩の言葉はとるに足りませぬ...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...宗匠も来るたんびにおひろを女房扱いにしているのであった...
徳田秋声 「挿話」
...計らずもそれがいわゆる旧派の宗匠であった事を...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さすがは宗匠(そうしやう)だけに...
永井荷風 「すみだ川」
...蘿月宗匠(そうしょう)はいくら年をとっても昔の気質(かたぎ)は変らないので見て見ぬように窃(そっ)と立止るが...
永井荷風 「すみだ川」
...若い宗匠とも見える一風變つた人物...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「それから、宗匠、あのお糸と言ふ――」女の話を訊かうとすると、其處へ大丸髷(おほまるまげ)四十前後の、恐ろしく若造りな女が出て來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの宗匠の内儀と見せたのは妹で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ね、宗匠、――こんなわけで、百松が可哀相でならねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...奇月宗匠は、厄介そのものでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お滝の方はどうなさいました」奇月宗匠はもうろれつも怪しくなって居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「止せよ、宗匠...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俳句の古調を擬する者あれば「古し」「焼直しなり」などとて宗匠輩(はい)は擯斥(ひんせき)すめり...
正岡子規 「俳諧大要」
...今の宗匠者流は繊細に偏してしかも雅致を解せず...
正岡子規 「俳諧大要」
...仙台坂の山本麻渓宗匠...
山本笑月 「明治世相百話」
...其角堂派の金港俳壇の宗匠で篆刻家でもあった...
吉川英治 「年譜」
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