...俺は峠を一つ越したやうな氣がして嬉しかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...非常に嬉しかったことには...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...晝の休みの鐘が鳴るまで自由に嬉々としてめい/\もち場所に一人々々ちらばり原の隅から一人が打ち上る球を走つて行つてうまく受取る...
千家元麿 「自分は見た」
...さうして嬉しさうに其邊を見廻して...
高濱虚子 「續俳諧師」
...成人(おとな)も子供も嬉々(きき)として青芝の上の晩餐(ばんさん)の席に就くのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...三太は嬉しくて夜も眠れない位になるのが普通である...
中村地平 「南方郵信」
...二声で好い声だと思うた」と再び床柱に倚(よ)りながら嬉しそうに云う...
夏目漱石 「一夜」
...その陰気がまた何となく嬉しかった...
夏目漱石 「坑夫」
...まだ握っていられると云う意識が大層嬉(うれ)しかった...
夏目漱石 「それから」
...――私は嬉しいの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さぞ嬉しがることだらうと思ひましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんなに嬉しいでしょう」「後は構わないでしょうか」「ええ...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...ニュシンゲン夫人は招待状だと察して嬉しそうな身振りをした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...仲間同士のどんなに親密な友情より嬉しいのだから仕方がない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...嬉しい中に危ぶまれるような気がして...
広津柳浪 「今戸心中」
...今さらに達引(たてひき)の強いあの三人の旦那衆の心意気が差しぐまれるほど嬉しかった...
正岡容 「寄席」
...嬉し嬉し...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...あのようなお言葉をお洩らしになりました時の私の嬉しさと悲しさ……...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
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