...頂を雲につつまれた堂々たる山が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...堂々たる公衙(こうが)はあたかも自大相下らざる書生放談の下宿屋の如く...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...彼らに向って堂々たる威圧的警告を与うるに至ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...この堂々たる建築物も...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...体躯は堂々、鼻も大きく眼光も鋭い...
太宰治 「お伽草紙」
...しかも蔵合の如(ごと)く堂々たる城郭を構える事なく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...こんなに堂々と威張り返って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...国際聯盟の事務局はこれに比すれば堂々としたものである...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...思いの外浅間な感じも外からの見掛けの堂々たるに比べて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...さすがに堂々たる構でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...威風堂々と根拠地碧海島さして帰る時...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...外観の堂々たることなどの点では...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...じつに堂々とできあがった...
本庄陸男 「白い壁」
...それを正々堂々と職業として...
宮本百合子 「現実の道」
...生活も仕事も成長するように愛する友のためにも堂々たる良人であるように...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...宮本百合子の堂々たる雄弁を聞いたり読んだりする位ならば...
三好十郎 「恐怖の季節」
...堂々たる帝都の大通りに並んだ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...正面から堂々と闘わずに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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