例文・使い方一覧でみる「埓」の意味


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...口もない針ほどのことを棒大に言い立てて...   埓口もない針ほどのことを棒大に言い立てての読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...それはもない夢だつたが...   それは埓もない夢だつたがの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...ダチャカン――というのは「があかない」の転訛で...   ダチャカン――というのは「埓があかない」の転訛での読み方
辻潤 「だだをこねる」

...放(ほうらつ)な気の荒い父親が...   放埓な気の荒い父親がの読み方
徳田秋声 「足迹」

...個人の日常の行儀に不なことがあれば...   個人の日常の行儀に不埓なことがあればの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...却って不にも排日排満の形を取って表面に現われたものだったのである...   却って不埓にも排日排満の形を取って表面に現われたものだったのであるの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...不なことだというのでございます...   不埓なことだというのでございますの読み方
豊島与志雄 「碑文」

...男の放は何も好くない結果をわが家に持ち込みはしないが...   男の放埓は何も好くない結果をわが家に持ち込みはしないがの読み方
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」

...木片をもったまま「不なっ...   木片をもったまま「不埓なっの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...「不(ふらち)なっ」その時...   「不埓なっ」その時の読み方
直木三十五 「南国太平記」

...運命?――不なっ...   運命?――不埓なっの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...中(なか)よき友(とも)と(らち)も無(な)く遊(あそ)びぬ...   中よき友と埓も無く遊びぬの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...その(らち)をあけようと思い...   その埓をあけようと思いの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...またいつも私が(らち)を越えないやうにしてゐる確かな本能でもあつた...   またいつも私が埓を越えないやうにしてゐる確かな本能でもあつたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...ある放(ほうらつ)ののちのように...   ある放埓ののちのようにの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...愚※々々してゐたらがあかんわ...   愚※々々してゐたら埓があかんわの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...当時から――(とベラベラともなく喋りまくる)笠太 (さえ切(ぎ)つて)お言葉中でがすが...   当時から――笠太 つて)お言葉中でがすがの読み方
三好十郎 「妻恋行」

...父の放な意志はその子どもたちに影響するからである」と...   父の放埓な意志はその子どもたちに影響するからである」との読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

「埓」の読みかた

「埓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「埓」

「埓」の英語の意味


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袢纏   知りたい   周囲を回る  

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