例文・使い方一覧でみる「埓」の意味


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...昔の放(ほうらつ)の記憶を...   昔の放埓の記憶をの読み方
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」

...ともかくも金で(らち)の開く事ですが...   ともかくも金で埓の開く事ですがの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...もし誤って無思慮にも自分の(らち)を越えて...   もし誤って無思慮にも自分の埓を越えての読み方
有島武郎 「広津氏に答う」

...放者(ほうらつもの)のような恰好をしていた...   放埓者のような恰好をしていたの読み方
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」

...相当に放な生活をし...   相当に放埓な生活をしの読み方
豊島与志雄 「霧の中」

...盜(ぬす)まつたなんて屆(とゞ)けしてゝさうして警察(けいさつ)へ餘計(よけい)な手間(てま)掛(か)けて不(ふらち)な奴(やつ)だなんて呶鳴(どな)らつた時(とき)にやどうすべかと思(おも)つて...   盜まつたなんて屆けしてゝさうして警察へ餘計な手間掛けて不埓な奴だなんて呶鳴らつた時にやどうすべかと思つての読み方
長塚節 「土」

...此程に至り諸事好都合に(らち)あき...   此程に至り諸事好都合に埓あきの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...金だけ貰って当り障(さわ)りのない事を喋舌(しゃべ)るがいいや」「そう怒っても僕の咎(とが)じゃないんだから(らち)はあかんよ」「その上若い女に祟(たた)ると御負けを附加(つけた)したんだ...   金だけ貰って当り障りのない事を喋舌るがいいや」「そう怒っても僕の咎じゃないんだから埓はあかんよ」「その上若い女に祟ると御負けを附加したんだの読み方
夏目漱石 「琴のそら音」

...もしあの女が浩さんと同藩でないとするとこの事件は当分(らち)があかない...   もしあの女が浩さんと同藩でないとするとこの事件は当分埓があかないの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...今更一を人に打ち明ける気にもなりません...   今更一埓を人に打ち明ける気にもなりませんの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...白人国に買われた土人のような淋しさで(らち)もない唄をうたっている...   白人国に買われた土人のような淋しさで埓もない唄をうたっているの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...さんざんな放をするのです...   さんざんな放埓をするのですの読み方
久生十蘭 「うすゆき抄」

...腹でも切ってをあけようかといって...   腹でも切って埓をあけようかといっての読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...この不者(ふらちもの)めと云(いっ)て...   この不埓者めと云ての読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...果(はて)しのない(らち)のない...   果しのない埓のないの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...それを制へてゐると却つて私は惡な人間になりさうですから...   それを制へてゐると却つて私は惡埓な人間になりさうですからの読み方
室生犀星 「帆の世界」

...一時的な関係から起こってくる放(ほうらつ)な生活――というようなことにはおちいりません...   一時的な関係から起こってくる放埓な生活――というようなことにはおちいりませんの読み方
山崎富栄 「雨の玉川心中」

...未練が出て今一度老婆に滯在のことを頼んでみたが生返事で一向(らち)があかず...   未練が出て今一度老婆に滯在のことを頼んでみたが生返事で一向埓があかずの読み方
若山牧水 「比叡山」

「埓」の読みかた

「埓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「埓」

「埓」の英語の意味


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