...殿垣内(とのがい)...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤田梧郎、島田拓爾、垣内良三、みんなぼくと同じころ京都帝大に学んで、碁を習つているのか、学校へ出ているのか、けじめがつかない連中ばかりだ...
野上彰 「本因坊秀哉」
...一垣内(カイト)は思いのほかこみ入った問題であった...
柳田國男 「垣内の話」
...(二)次には中世以前の垣内については...
柳田國男 「垣内の話」
...家の屋号の何垣内も一つあると言う...
柳田國男 「垣内の話」
...今では垣内とは別にしか考えられていないが...
柳田國男 「垣内の話」
...垣内を理解する手掛りになろうかと思う...
柳田國男 「垣内の話」
...垣内は文字通り、垣で囲った土地の区劃ということだったにしても、それが今日の生籬(いけがき)や建仁寺垣(けんにんじがき)のごとき、労費のかかったものであった気づかいはない...
柳田國男 「垣内の話」
...垣内の田というものも決して稀(まれ)ではない...
柳田國男 「垣内の話」
...もちろんこういうのは垣内本来の性質でなく...
柳田國男 「垣内の話」
...小さく保存せられていたのが垣内だったと見てよかろう...
柳田國男 「垣内の話」
...新らしい土地でも全部が垣内には分割せられていない...
柳田國男 「垣内の話」
...垣内との関係をまず考えてみるのが順序ではないかと思う...
柳田國男 「垣内の話」
...出雲仁多(にた)郡布勢(ふせ)村大字上三所(かみみところ)字日向に小字兵垣内(ひょうのかいち)があるのを見れば...
柳田國男 「地名の研究」
...垣内は文字のごとく垣の内でいわゆる土豪の囲い込んだ地域を意味するからは...
柳田國男 「地名の研究」
...その垣内山を拓(ひら)いたゆえに新部落をも垣内というのはあたかも東京の近郊で村附の山野を開いた一区をサンヤ(山谷...
柳田國男 「地名の研究」
...垣内は古くからカキツと唱えていた...
柳田國男 「地名の研究」
...今頃御津垣内と書こうと言い出したところで...
柳田國男 「水海道古称」
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