...声容部)未嘗(いまだかつて)この耳には...
芥川龍之介 「上海游記」
...仁王様(におうさま)がせんぶりの粉(こな)を嘗(な)めたような顔をして博士のぐにゃぐにゃした肩を鷲(わし)づかみにした...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...嘗て松を枯らす原因と認められて坊主にされた楓の木であつて...
高浜虚子 「発行所の庭木」
...嘗(かつ)てぼくの童貞(どうてい)とやらに興味を持ったN子という女給もいれば...
田中英光 「オリンポスの果実」
...嘗(かつ)て石田治部少輔に仕えた武士の...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...よきげ嘗(な)めさせろ」勘次(かんじ)はおつぎを制(せい)した...
長塚節 「土」
...あらゆる困難を嘗めながら二年間シベリアを流浪して來た事...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...鉛筆を嘗(な)めました...
野村胡堂 「音波の殺人」
...散々塩を嘗(な)めさせられた上で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...自分勝手の手前味噌だに嘗る其口へ...
福澤諭吉 「肉食之説」
...夜の時間が大切だといふことを嘗ては口癖にしてゐたにも関はらず...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...嘗ての吉原、もちろん小見世だらう、Kと云ふ奇人を以而鳴る落語家は、一円半の遊興費もて登楼、直ちに花魁の肩を揉み、戸棚の揮発油探しいだして同じくその敵娼の長襦袢の襟を拭ひ勤労是れ務めた揚句が、花魁すまないがそれをお呉れと所持の紙数帖を貰ひ、さらに五十銭の小づかひまで貰つて、「又来るよ花魁」とかへりしなに云つたら、「もういいよお前さんは来ないでも」と言下に花魁から断られた由、成程このやうな客に二ど三どとやつて来られたら、高尾が薄雲ならぬその花魁の、忽ちにして所持金、烏有になつてしまふだらうから「もういいよお前さんは来ないでも」もまことにまことに尤である...
正岡容 「東京万花鏡」
...嘗て柳行李のなかから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして榛軒の嘗て催した尚歯会が此年に於てせられたことを知つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ベロベロとは嘗(な)めることで...
柳田国男 「こども風土記」
...新嘗は慎しみの夜であるけれども...
柳田国男 「年中行事覚書」
...新嘗の物忌この新嘗の祭という口言葉は...
柳田国男 「年中行事覚書」
...彼の喪中に在るや嘗て其友篠崎承弼に語りて曰く...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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