例文・使い方一覧でみる「唱」の意味

...どういう質（たち）の役者が何を唱っているのか知らずに... どういう質の役者が何を唱っているのか知らずにの読み方
魯迅井上紅梅訳「村芝居」

...不賛成を唱えるとなると... 不賛成を唱えるとなるとの読み方
高村光雲「幕末維新懐古談」

...唱歌を声高く歌ってみましたが... 唱歌を声高く歌ってみましたがの読み方
太宰治「惜別」

...六唱　ワンと言えなら... 六唱　ワンと言えならの読み方
太宰治「二十世紀旗手」

...帝は夢に不動明王（ふどうみょうおう）が火焔の中で声を（はげ）まして呪文（じゅもん）を唱えていると見給い... 帝は夢に不動明王が火焔の中で声をまして呪文を唱えていると見給いの読み方
谷崎潤一郎「少将滋幹の母」

...途中は右の通り快晴（もっとも一回モンスーンの来襲ありたれども）一同万歳を唱えて昨早朝錨（いかり）を当湾内に投じ申し候... 途中は右の通り快晴一同万歳を唱えて昨早朝錨を当湾内に投じ申し候の読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...若し彼れにして此の議を唱へたりとせば... 若し彼れにして此の議を唱へたりとせばの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...」繰返し胸の奥で唱えていると... 」繰返し胸の奥で唱えているとの読み方
豊島与志雄「人の国」

...巫女（くちよせ）の唱（とな）へたことだけでは惡戯（いたづら）な若（わか）い衆（しゆ）の意志（こゝろ）も知（し）らない二人（ふたり）には自分等（じぶんら）がいはれて居（ゐ）ることゝは心（こゝろ）づく筈（はず）がなかつたのである... 巫女の唱へたことだけでは惡戯な若い衆の意志も知らない二人には自分等がいはれて居ることゝは心づく筈がなかつたのであるの読み方
長塚節「土」

...フォーヌ合唱隊亦鳴りを静め... フォーヌ合唱隊亦鳴りを静めの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー　Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」

...独唱者も非常に良い... 独唱者も非常に良いの読み方
野村胡堂「楽聖物語」

...ヘーガーがウィーン国立歌劇場合唱団とウィーン・フィルハーモニック管弦団を指揮した豪華盤だ（ビクターＪＤ三九一―四〇三）...
野村胡堂「楽聖物語」

...... の読み方
林芙美子「新版　放浪記」

...新しいヒューマニズムを提唱しはじめた人々自身が... 新しいヒューマニズムを提唱しはじめた人々自身がの読み方
宮本百合子「あとがき（『宮本百合子選集』第十巻）」

...今日の講師にはことに尊い僧が選ばれていて「法華経はいかにして得し薪（たきぎ）こり菜摘み水汲（く）み仕へてぞ得し」という歌の唱えられるころからは特に感動させられることが多かった...
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...唱（とな）えごとをしていた正月十五日の晩... 唱えごとをしていた正月十五日の晩の読み方
柳田国男「母の手毬歌」

...唱歌はなし体操はなし... 唱歌はなし体操はなしの読み方
山本笑月「明治世相百話」

...まるで呪符（じゅふ）のように唱えるが... まるで呪符のように唱えるがの読み方
吉川英治「三国志」

「唱」の読みかた

「唱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「唱」