...「和子様っ」と、上から、抱くと、寛之助は、身体を、がたがた顫わせて、しっかりと抱きついた...
直木三十五 「南国太平記」
...奥方様や和子様方まで...
吉川英治 「黒田如水」
...……和子様、お支度はいいでしょうな」「ああ、いいよ」阿新(くまわか)は、事もなげな顔つきである...
吉川英治 「私本太平記」
...安土へおいでになるのです」「たれが」「和子様(わこさま)が」「わしも行くのだって...
吉川英治 「新書太閤記」
...稚(おさな)い和子様のお作りなされた弥陀(みだ)の像を足蹴にして砕いたのじゃ...
吉川英治 「親鸞」
...わしの主人の和子様に...
吉川英治 「親鸞」
...和子様には何も悪いことはしませんから...
吉川英治 「親鸞」
...和子様のすがたを見たら...
吉川英治 「親鸞」
...それは煩悩(ぼんのう)と申すものですから諦(あきら)めています」「…………」「和子様...
吉川英治 「親鸞」
...介は、発狂したように、「和子様ッ」と、飛んで行った...
吉川英治 「親鸞」
...次の間にいた性善坊が、「どなた?」障子をあけると、「おお! 介じゃないか」「箭四郎(やしろう)か」「変ったのう」「まあ、上がれ」「山門のうちも、なかなか広くて、諸所に、僧房があるので、さんざん迷うた」「達者か」「おぬしも」「六条のお館は、和子様が、青蓮院(しょうれんいん)にお入りあそばしてから、まるで、冬枯れの家(うち)のようにおさびしくてな」「そうだろう...
吉川英治 「親鸞」
...和子様のご様子を聞いて帰ろうかと……」「そうか...
吉川英治 「親鸞」
...ひたすら和子様のお育ちをたのしみながら...
吉川英治 「親鸞」
...彼女は、涙をながして、良人の浦人が、もう世にないことを語って、「やがて、和子様が、都の空からおもどりになったら、そっと、これをお見せ申しあげろというて、あの人は、息をひきとりました...
吉川英治 「平の将門」
...和子様まで」舌がひッつれて...
吉川英治 「平の将門」
...「和子様、和子様、さ、狩衣(かりぎぬ)を召しませ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...和子様の泣き声が...
吉川英治 「源頼朝」
...……姪よ、無事でいてくれたか」鳥羽蔵は、そこへ駈け寄るなり、さもさも胸いっぱいの情愛を洩らすように呼びかけ、そして、無心に母の側で遊んでいた乙若を、「和子様も、ござったの」と、いきなり抱き上げた...
吉川英治 「源頼朝」
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