...億億衆生引導(おくおくしゅじょういんどう)の能化(のうげ)...
芥川龍之介 「俊寛」
...地質学者が地球上における生物の存続期間と認めている一〇億年くらいの間には...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...二十億円の金塊が...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...コレガ甚ダ億劫(おっくう)デアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...確実な三億の予算の獲得に眼を転ぜられたいのである...
中井正一 「図書館法と出版界」
...わざわざ出掛けるの億くふだから……」「今夜は...
林芙美子 「浮雲」
...霧島も霧の如くに時流れ昔の夢となりぬべきかな試みに身を将来に置いて現在をふり返るわけで億劫なことをやつたものだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...三十の歳をした自分とは縁のない男女が何百萬百億萬と世界にうよ/\してゐることを...
正宗白鳥 「假面」
...すなわち光の速さで通っても九〇〇億年もかかるほどの広い半径の中に散在してできているのがこの大宇宙でございます...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...幾億の民生がみんなその利によることとは...
三宅花圃 「藪の鶯」
...新設される四十二の発電所は二百二十億キロワット時の電力を生産各部門に供給するだろう...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...話すのが億劫になってくる...
矢田津世子 「父」
...交通不便の当時は市内からちょっと億劫(おっくう)で足が向かぬ...
山本笑月 「明治世相百話」
...四百億円というと大戦後の独逸を...
夢野久作 「近世快人伝」
...何億万とも数知れぬ...
夢野久作 「白髪小僧」
...御国のためのあなた方の御苦労は、きっときっと、万倍、億倍にもなって、同胞(はらから)の上に燿(かがや)きましょう...
吉川英治 「日本名婦伝」
...億劫(おっくう)そうに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いかにも億劫(おっくう)らしく見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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