...自分の肉體は病人の苦痛の億分の一をも感ずることが出來ないのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一億の国民の中で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...年間売上げ七十億円...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...急に行くのが億劫(おっくう)になってきた...
海野十三 「深夜の市長」
...彼の要求する百八十億人に足らざること実に百四十五億人――而(しか)もこれは嬰児(えいじ)まで動員すると仮定しての勘定(かんじょう)である...
海野十三 「諜報中継局」
...億劫(おっくう)そうに店の奥へ引っ込んでしまったかと思うと...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...一億一心一徳の心がまへ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...則ち我輩は二億五千四百萬餘圓の大豫算を提出したる政府の大膽を不思議とも思はず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...罠や薬剤を用いるのも億劫だし...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...次に右五大洲中八百四十万坪の中に住む人口をほぼ十億と数え...
中里介山 「大菩薩峠」
...八億四千!そうだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...十八億ドル近くにはね上がっている...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...分子の数からいえば何億兆という莫大な数字を以て現わさねばならないものである...
中谷宇吉郎 「雪」
...十三億の遺産なんか...
久生十蘭 「あなたも私も」
...声をだすのも億劫(おっくう)になり...
山本周五郎 「菊千代抄」
...法の下なる無力な億生のために...
吉川英治 「大岡越前」
...それが數億と生き合つてゐる社會や國家なんです...
吉川英治 「折々の記」
...値にすれば何百億か知れない土中の重宝だった...
吉川英治 「三国志」
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